6高額医療費は払い戻しが可能 薬剤料の計算は調剤薬局事務の試験では必修項目だけど、日々の業務で薬剤料を計算するようなシーンはほぼありません。薬局の会計はなんでもかんでもパソコンが自動計算してくれるので、もうルール忘れかけている人多いのではないでしょうか?薬剤師にいたっては計算方法知らない人もすくなくありません。そんな状況ですが、レアなケースで質問されることもあるので、計算しなくてもルールだけは知っとかないといけません。薬剤料の計算は「薬価×錠数」みたいに単純ならいいんだけど実際はもうちょっと複雑なんです。復習も兼ねて「薬剤料の計算方法」を一から確認しておきましょう。この複雑なルールがゆえ「もし患者に説明をもとめられたら回答できますか?自信を持って回答できないようなら、あらためて薬剤料の計算を復習しておくといいでしょう。この記事を読み終わる頃にはしっかりと回答できる様になっていることでしょう。▼薬局向けの勉強におすすめのサイトちょっとむずかしいけど定義の確認です。計算ルールはのちほど説明するので、さきに厚生労働省が決めた定義についてみていきましょう。調剤報酬点数表の記載はシンプルなのですが、わかりにくい箇所が「さらに「1剤」というのは「これが原則です。これらを踏まえてわかりやすく薬剤料の計算を解説してきます。一連の流れから説明します。この3ステップで求めることができます。そうなるとまず説明しないといけないのが「「四捨五入」ではなく「五捨五超入」なので聞きなれない言葉ですよね。原則の「「円」を「点」に変換するときの考えです。薬価を計算してみると小数点以下があらわれるのですが、調剤報酬の考えに小数点以下は登場しません。例えば、薬価が26円だったとします。単純に1点10円でやると2.6点になりますが調剤報酬に小数点以下は登場しないので、小数点以下の0.6は切り上げて「2.6」 → 「3」に変換します。よって薬価26円は3点になります。この切り上げのルールが「五捨五超入」です。1.5点までは切り捨て「1」つまり1.5000001を五捨五超入すると切り上がって「2」になります。内服薬において「1調剤」というのは「同じ服薬方法」のまとまりのことです。ロキソニン 3錠これは「毎食後」という同一服用方法なのでロキソニンとムコスタをセットにして「1調剤」とみなします。この1日薬価を所定単位とするのでためしに1日薬価をもとめてみましょう。15.9×3 + 14.6×3 = 91.5円よって所定単位あたりの薬価は91.5円になります。これを五捨五超入して点数に変換します。「91.5÷10 = 9.15点」でこれを五捨五超入して「9点」です。1日の薬価が計算できたら処方日数倍してあげます。処方例では3日分になります。1日薬価9点 × 3日分 = 薬剤料27点ハイ、できあがり。くれぐれも間違えないでほしいのが「1日薬価 → 五捨五超入 → 日数倍」ってステップです。これが一部逆転して「1日薬価 → 日数倍 → 五捨五超入」になるとまた違う答えになってしまいます。あくまでも1日薬価をベースに考えることをおわすれなく。極端に点数の低いものは1点とします。1日薬価が0.5点以下だと五捨五超入してしまうと0点になってしまいます。このときは1点として数えます。ちなみに0.51点~1.5点を五捨五超入した場合も1点になるので総合すると、薬価が15円(1.5点)以下のものは一律1点になります。次の処方の薬剤料を計算してみましょう。処方例1錠あたりの薬価は「ムコダイン16.8円・ムコソルバン20.2円・ポララミン5.6円」です。よって1日分の薬価は「42.6円(4.26点)」になり、これを五捨五超入すると1日あたり「次に、ポララミンがなくなった時の処方で計算してみよう。処方例1日に分の薬価は「37.0円(3.7点)」なので五捨五超入すると1日あたり「何がいいたいかというとポララミンがあってもなくても同じ「4点」なので1種類へったとしても会計はおなじということがいえます。つまり、極端に安い医薬品の増減は「会計に影響を与えないことがある」ということがお分かりいただけたでしょうか。いつもおんなじ薬を使っている人が「1種類減っても薬代がが変わらないのはなぜなのか?」という質問への回答はこの一連の流れを示してあげることになります。バイアスピリン錠100mg:5.6とは削除になっても会計がかわらないことがおおいですね。ご高齢の方だと、パソコンの方が間違っていると、パソコンのせいにされることもあるので、主導でも計算できるようにしとくのが大事です。外用剤は処方箋に総量が記載されているので「薬価×総量」を五捨五超入するだけです。処方例外用薬は「日数」の概念がないので処方箋に全量記載するルールになっています。40.5を五捨五超入して「40点」です。頓服薬の処方箋には1回量と処方回数と服用タイミングが記載されてます。薬価を計算するときは薬価×総量を五捨五超入するだけです。処方例こちらの処方の意味は、疼痛時(痛い時)に1回ロキソニン錠を2錠服用すること。2錠×10回分なので合計20錠を患者にお渡しします。ロキソニン錠の薬価:1錠18.6円であることから、372円を五捨五超入して370円(37点)です。くれぐれも薬価×1回量を五捨五超入してから回数をかけないように注意してくださいね。調剤報酬を詳しく勉強したいなら資格にチャレンジしてみるといいです。すでに働いている人も復習としてチャレンジしてみてみるのもありです。もし資格にチャレンジするな「このサイトでは講座ごとの「費用」や「取得までの期間」が一覧できるので、自分にあった「調剤薬局事務の資格」をさがすことができます。サイト上で比較してみて、もし興味があるものが見つかればチェックして気になる講座にチェックするだけでまとめて資料請求できるから興味があるものはとりあえず請求しておいて、お家でじっくり検討してみるといいです。とにかく便利なので、これから調剤薬局事務の資格を検討している人にはオススメです。薬局に勤めている人なら、すでにほとんどの方が登録ずみだとおもいます。薬局関連の情報が集約された最強サイトといえば「調剤薬局で働いていると、日々の業務や勉強が忙しくて、業界のニュースまではなかなか手が回らないですよね。このサイトを利用すれば、毎朝の通勤時間にサクッと業界のニュースをチェックすることができます。「世間で話題のニュースもいち早くとり上げられるので、チェックしておけば患者さんから急に話題をふられても、安心ですね。記事を閲覧するためには会員登録が必要ですが、登録は登録するか悩んでる時間があるなら、その時間で登録できてしまいます。さらに嬉しいことにサイトを利用していると「ポイント」がたまって「amazonポイント」と交換することができます。これだけのサービスが無料で利用できて、しかもポイントがもらえるので、利用しないと「損」です。うちの薬局の人はみんな利用してるのでよかったら、試してみてください。
4診療の種類と保険の関係 女性 / 兵庫県 / 年収 701-800万円 / 独身 8保険の満期の意味 1保険点数は1点につき10円 出産するときには、さまざまな費用がかかります。まずは、妊娠期間中から出産時までにどのような費用が、いくらぐらいかか... 院内処方と院外処方の点数が違うのは知っていますか?医療事務になって勤めた職場で、 薬を病院で出すか調剤薬局でもらうかでは、患者さんに払ってもらう金額が違います。院外処方と院外処方の点数にどれだけの差があるのか、どっちの値段がお得なのか話します。 あまり目にすることのない単語だと思います。 私の場合は、調剤薬局に入ってはじめて目にしました。 読み方は、五捨五超入(ごしゃごちょうにゅう)と読みます。 薬剤料の計算をするときに登場します。 漢字のま ... これを金額に換算すると3080円となります。一般に、薬価の単純な合計と、請求される薬剤料の点数が一致しないのは、このように一定の単位ごとに五捨五超入により算出した点数に日数や回数を掛け算して合計しているためです。 妊娠確定までの...がん保険は2種類ある 先日、ケアマネジャーさんから、「介護保険じゃなくて、医療保険で薬剤師に在宅に入ってもらうとしたら患者さんの自己負担額はいくらかかるの?」と質問を受けました。私はこの時は「個人宅ですか? 個人宅にお住まいで1割負担の方ならだいたい650円です 病院で診察を受けて支払いをすると、領収書をもらいます。よくみると、その領収書に点数が記されています。皆さんは、この点数が何を意味するかご存知でしょうか。今回は、保険点数の仕組みと自己負担額の計算方法を解説します。医療機関で診察や検査を受け、調剤薬局で薬をもらう際に、治療費や薬代の内容が記載された領収書と明細書をもらいます。これは、国が交付することを義務づけています。その領収書や明細書は、項目ごとに金額ではなく点数が表記されています。まずは、保険点数の概要についてみていきましょう。診療報酬は、健康保険などを使って診察を受けた場合に、医療行為に対して計算される報酬のことで、簡単にいうと医療費です。この医療行為に対する費用は保険点数、または診療報酬点数と呼ばれる点数で表されています。この診療報酬点数は、厚生労働省が定めた診療報酬点数表によって、全国一律に決まっており、医療行為ごとにそれぞれの項目に応じた点数が加えられます。この点数は1点=10円と定められており、医療機関はこの決められた点数に従って医療費を計算します。医療費の一部(年齢により1~3割)は、窓口で支払い(自己負担)、残りは公的医療保険から支払われます。調剤薬局で支払う薬代の明細書には、調剤報酬の内訳が記されています。この調剤報酬は、主に4つの項目からなっています。各項目には点数が表記されており、これを調剤報酬点数処方せんによって出される薬の価格は国で定められており、『薬価』といいます。薬価は基本的には、2年に1度見直し変更されます。診療報酬は、基本診療料・特掲診療料・加算料の合計で求められます。ただし、同時に2つの病気を同じ医療機関の別の診療科で初めて受診した場合、一方の初診料は144点と算定されます。また、治療が数週間や数か月に渡る場合は、初回に初診料が発生、診療報酬には加算料という項目があります。たとえば、時間外加算には乳幼児が医療機関にかかったとき、医療費の自己負担額の一部、または全額を補助する自治体があります。しかし、実際負担する乳幼児の医療費は、大人よりも高額になる場合があります。基本的に、大人と子供の初診料・再診料は同額ですが、6歳未満の乳幼児の場合は加算がつくものがあります。これを6歳未満の場合、初診料や再診料には一定の乳幼児加算が算定されます。ただし、心電図検査や超音波検査などのまた、時間外加算についても、6歳未満の乳幼児は、さらに加算が大きくなります。日本は公的医療保険制度が充実しており、病気やケガで医療機関にかかったとき、健康保険証を提示すれば、全額負担しなくても診察・処置・投薬などの治療を受けることができます公的医療保険には会社員が加入する健康保険や、自営業者などが加入する国民健康保険などがあります。どちらの健康保険でも、医療機関の窓口で負担する割合は同じです。では、どのような場合に負担額が違うのかみてみましょう。健康保険を使って治療する場合、本人・家族、入院・外来にかかわらず、受診する人の年齢によって負担割合が変わります。一部負担の割合子供や高齢者は、年齢のほかに所得によっても3割になることもあります。※平成26年3月31日以前に70歳になった被保険者等は、一部負担金等の割合は1割のままです。たとえば、会社員(3割負担)の方が風邪で内科を受診し、尿検査と薬を処方された場合の自己負担額をみてみましょう。自己負担額は、『診療報酬点数×10×負担割合(10円未満は四捨五入)』で求められます。初診料288点・尿検査26点・投薬68点の場合、合計382点になります。これを上の式にあてはめると、382点×10×0.3≒1,146円よって、自己負担額は、1,146円になります。外来で診察を受ける場合と違い、入院時は治療費以外にも様々な費用がかかります。その場合、主に以下のものは自己負担になります。健康保険で認められていない治療を受けた際は、すべてが保険適用外として扱われ、全額自己負担となります。たとえば、美容整形・歯列矯正など審美的な目的で行う医療や、人間ドック・健康診断などは基本的に保険適用外です。近年、医療技術の進歩により、平均入院日数は短くなっている一方、1日あたりの入院にかかる費用は高額化しています。そこで、民間の医療保険では、診療報酬点数に連動して給付金が受け取れる保険が出てきました。このような保険を『実費保障(補償)型』の保険といいます。一般的な医療保険は、入院日額〇〇円、手術は日額の〇〇倍という保障内容です。この場合、契約時に決めた入院保険金と手術保険金の合計額が支払われるので、実際の医療費に比べて多いこともあれば少ないこともあります。一方、実費保障(補償)型の保険では、入院や手術の給付金額の設定を『診療報酬点数×○円』とします。たとえば、年齢が50歳で、年収約370~770万円の会社員が、診療報酬点数28,383点の診療を受けた場合をみてみましょう。実際の負担額は、高額療養費を適用したため、80,268円でした。実費保障型の保険から受け取れる給付金は、85,150円です。定額保障型の保険に比べて、実際の自己負担に近い保険金を受け取りやすいことがわかります。医療機関にかかったとき、一度診療領収書や明細書をみてみましょう。どの治療にいくらかかっているかが確認できます。また、保険が適用されるといっても、医療費はそれなりにかかります。入院日数に関係なく治療費・差額ベッド代・食事代・先進医療の技術料など、実際支払った費用を保障する保険も出てきています。今後の参考にしてみてください。井上大輔税理士・公認会計士公認会計士・税理士として、会計コンサルティング・税務など多数の業務に従事しています。お客様の立場にたって、税金をわかりやすいものへ、会計の力で経営を飛躍させるため、様々なお客様のパートナーであり続けます!2019-10-21 類似薬効比較方式(ⅠとⅡ)、原価計算方式のいずれも、日本国外に比較可能な薬が存在する場合は、外国平均価格調整後発医薬品の薬価算定は、価格帯で算定する。 の3方式で、異なる計算方法が用いられている。
保険適用外の治療を受けた場合は、自由診療の扱いになるため、全額自己負担となります。では、保険が適用されない自由診療...