source : genre : ◆『ズルいよ ズルいね』というタイトルにはつい好奇心をそそられた。どんな内容なのか、なんだか知りたくなってしまうものがあるのだ。ちなみに作詞は指原莉乃である。 早速歌詞カードを見てみたかったが、その前に先ず楽曲としてのトータルな感想だ。 例によってiPhoneのスピーカーでチェックを始めると、jpop歌唱の御多分に漏れず、この度も、聴き取れる歌詞は三割強といったところか? それにしても近頃とみに実感するのが、いわゆる“職業作家”と呼ばれる人たちの、お仕事ぶりのお行儀の良さだ。 この作/編曲にしても、たしかによくまとまっていることはよくまとまっているのだけれど、枠からはみ出そうとか、羽目を外そうとかするようなところが一切ないというか、いかにも“今どきのアイドルが歌う歌”然としたつくりに終始した手堅さが、なにより強い印象として残る。 最近ときおり耳にする「同調圧力」てぇヤツが働いているからなんすかねェ……そこは私にはよく分からないけど。職業作曲家には「個性」など求めぬのが、時代の趨勢なのやも知れませぬな。エントロピーは結構増大しているかもよ(飛躍し過ぎですかね?)。なんにせよだ。この曲書いたヤツって何者なんだろうって興味は、もう少し持たせてもらいたかったね、正直な話。 さて、歌詞の内容だが、要は、通学路が共通ということがきっかけで仲良くなった相手との、別れの物語である。何故二人の関係は破綻したのか。具体的記述はない。だがきっと、主人公には納得のいかぬものがあったに違いない。それ故に“ズルいよ”や“ズルいね”が連発されるのだと踏んだのだが、第三者的に文脈を捉えれば、肉体もとい!“恋愛関係”アリ、ののちに捨てられた、と解釈するのが妥当かとも思われる。 ところでこの歌詞。実は最初は主人公の性別がよく掴めなかった。というのも、ここには一人称の代名詞はなく、登場するのは“君”だけで、しかも ♪「君は綺麗だった」などといった箇所もある。師匠筋の秋元康も一人称は僕だったりするし……。その伝で、主人公は男子なのかいなと? しかし、男が“やり逃げ”されちゃうお話は、いくら何でも我が国ではまだ時期尚早だろう。共感はなかなか得難い。 何度か歌詞を読み直し、やっと分かりましたよ! いや単に額面通りでした。すなわち君(男)は綺麗だった、と。 今回の主人公、男の何に一番未練が残ったかといえば、結局“みてくれの美しさ”だった訳で、いやぁ、このような設定は、少なくともjpop/歌謡曲の歴史のなかでも、前代未聞なんじゃないの? 重要なのは、それが彼女の無意識の産物だったか、戦略的確信犯的作業の賜物だったかだ。私は後者と断定するだけの根拠を歌詞中に見出すものであるが、紙幅が尽きた。説明はまた今度するネ(笑)。 風男塾。 膝小僧がテーマということでは、こちらも前代未聞だね。今週の“顔面相似形”キャンペーン「これは結構自信があるんだけど、元オリンピック体操選手の池谷幸雄と、元経産省の官僚で現経済評論家の細川昌彦! ネットで検索するとそっくりの顔写真がゾロゾロっとでてくるからさ。みなさん納得していただけるかと」と近田春夫氏。「ことしの編集部募集の顔についても、ちょっとした腹案がオレにもあるよ!」ちかだはるお/1951年東京都生まれ。ミュージシャン。現在、バンド「活躍中」や、DJのOMBとのユニット「LUNASUN」で活動中。近著に『考えるヒット テーマはジャニーズ』(スモール出版)。近作にソロアルバム『超冗談だから』、ベストアルバム『近田春夫ベスト~世界で一番いけない男』(ともにビクター)がある。この記事の写真(16枚)ツイッターをフォローして最新記事をいち早く読もう2020年7月22日 発売NEWNEWNEWSCOOP!SCOOP!SCOOP!SCOOP!SCOOP!SCOOP!ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
指原莉乃さんは王子中学校時代にどんな彼氏がいたのか気になりますね。 なんと、少なくとも3人と付き合ったと言われているようです。 やっぱり中学時代から人気だったんですね〜。 ですが指原莉乃さんの場合、歌やダンスのスキルが特別高いというわけでは実はありません。これに関しては指原莉乃自身も歌やダンスは得意でないと公言していますね。 実際に、指原莉乃さんより歌やダンスが上手い48グループメンバーはたくさんいます。 指原莉乃。 HKT48に関する記事を書いています。主に、メンバーのパーソナリティや楽曲に対する考察を記事にしています。今後、開花しそうなメンバーを探している方や楽曲の歌詞の意味の解釈をされたい方のお手伝いができるようハイクオリティな記事作成を心掛けていきます。フォローする 2018年4月28日に横浜スタジアムで卒業コンサートを行うHKT48のですが、指原莉乃さんが人気の理由や魅力はそれだけではありません。むしろ、それ以外にあると思っています。それが、アイドルとしてステージに立っている姿です。そこで今回は、指原莉乃さんの人気の理由をアイドルとしての魅力を中心に考察していきます。【目次】序文でもお伝えしたように、指原莉乃さんが人気の理由はアイドルとしてステージに立っている姿が魅力的だからであると思っています。ステージに立ってる指原莉乃さんはめちゃくちゃアイドルです。まぁ、本業がアイドルですからある意味当然と言えば当然ですよね。ですが、とにかくバラエティでの印象が先行しがちですので、ファン以外の方は意外と思われるかもしれません。実際、私自身もそう実感する出来事は日常的にあります。例えば、指原莉乃さんが卒業発表をした際、「さっしーなら卒業してもテレビにたくさん出るだろう」と言われました。しかし、指原莉乃さんを推している人はそこに惹かれて彼女を応援しているわけではないという人が多いんです。もちろん、テレビにたくさん出演してくれるのは嬉しいんですけれども。ただ、バラエティで活躍している時の彼女とアイドルとしてステージに立っている時の彼女はまるで別人です。実際に、TwitterなどのSNSでも”ステージに立っている時の莉乃ちゃんが好き”というツイートが多くあります。それは指原莉乃さん自身も把握しており、「HKT48のおでかけ!」での後藤輝基さんとのトークの中で、「自分のファンはバラエティタレントを応援しているわけではない。ステージに立っている自分が好き」という発言をしていました。では、アイドルとしてステージに立っている指原莉乃さんの魅力とは何なのでしょうか。ここから具体的に掘り下げていきましょう。アイドルとしてステージに立っている姿が魅力的となると、普通は歌やダンスが上手いというイメージがあると思います。ですが指原莉乃さんの場合、歌やダンスのスキルが特別高いというわけでは実はありません。これに関しては指原莉乃自身も歌やダンスは得意でないと公言していますね。実際に、指原莉乃さんより歌やダンスが上手い48グループメンバーはたくさんいます。48グループ全体で言えばAKB48兼STU48の岡田奈々さんの歌唱力は圧倒的ですし、ダンスではAKB48のチーム8兼チームKの横山結衣さんのダンス力は圧倒的です。HKT48でも本村碧唯さんのダンス力は高く、指原莉乃さんは歌もダンスもHKT48内だけでみても決してナンバーワンの実力とは言い難いでしょう。では、なぜ指原莉乃推しはアイドルとしてステージに立っている姿を高く評価しているのでしょうか。それは、ステージで歌って踊ってる姿が実に輝いており、その姿に惹かれるからです。ナタリーでの吉田豪氏との対談の中で、ステージ上では(自身のスキャンダルをネタにするなど)発言に気を付けていることやしっかり踊るようにしているとバラエティ番組との区別化を意識していると話していました。こういった自身の意識もあり、バラエティ番組では自らのスキャンダルをネタにしたりとアイドルらしからぬ発言をしている一方、ステージでの指原莉乃は間違いなくアイドルなのです。ただ、ステージで歌ったり踊ったりしている彼女が魅力的なのはその意識の高さだけではありません。例えば、2019年のリクエストアワーにて松井珠理奈のソロ曲「赤いピンヒールとプロフェッサー」がランクインした際、ひな壇で曲に合わせて全力で踊っていました。選抜常連の彼女にとって、ひな壇で特別頑張る必要は本来ありません。そういった中でひな壇でも全力で踊ったりするのは、アイドルとは元気にしてくれる存在だという本人の言葉通り、ステージで歌ったり踊ったりしている指原莉乃さんを見ていると、自然と元気になれます。もちろん、歌やダンスのスキルによって惹きつけられる場合もありますが、アイドルを全力で楽しむ指原莉乃はファンにとって唯一無二の存在です。ステージでの姿が魅力的な指原莉乃さんですが、魅力的なのは歌やダンスをしている時だけではありません。コンサート中にやるオーディエンスへの煽りがまたとても魅力的です。莉乃ちゃんが「声出せますか!?」と煽りを入れれば普段あまり声を出さない自分でも自然と声を出したくなりますし(指ヲタは声が小さいでお馴染みですが)、「あい!あい!」と煽りを始めれば会場のボルテージが一気に上がります。HKT48のシングル表題曲で個人的に最も好きな曲は「しぇからしか!」なんですが、この曲のラストサビ直前で莉乃ちゃんがやる「●●(その日の会場名)声出せー!!」って煽りがめっちゃ好きなんですよね。この煽りを聞けた時は、自分のボルテージがMAXになります。このように、指原莉乃の煽りは会場を一体化させます。それは、HKT48やAKB48グループのライブだけではありません。HKT48がフェスなどに出演した際にも、指原莉乃の煽りによって会場を一体化させてきました。例えば、HKT48と欅坂46がライブや対決をしたイベント「つぶやきFES 博欅場所~GUM ROCK FES2~」。ここでHKT48と欅坂46はお互いのファンの前でライブをしたわけですが、HKT48パートでの指原莉乃さんの煽りが欅坂46ファンから評判でした。欅坂46は48グループでもないため、普段はHKT48どころか48グループのライブやイベントにすら行ったことがないという人も決して少なくなかった状況。そんな状況であったにも関わらず、欅坂46ファンから”指原さんの煽りに乗せられっぱなしでした”とか”さっしーの盛り上げすごい!! ”、指原の煽りにまんまとハマって喉崩壊”と指原莉乃さんの煽りを絶賛する声が続出。指原莉乃さんの煽りは、自分やHKT48のファンだけでなく、HKT48や48グループをよく知らない人でさえ、その場を一体化させる力があるのです。故に、あまり盛り上がるのが得意でない自分でさえ、指原莉乃さんの煽りがあることで盛り上がれます。このことから、個人的に指原莉乃さんは自身がアイドルを応援しているからこそ分かるオーディエンスの盛り上げ方。それこそが、煽りの天才・指原莉乃の原点ではないでしょうか。その天才的な煽りで、ライブに参戦したオーディエンスを盛り上げる有能な人物であるというのもまた指原莉乃さんが人気の理由であると思われます。上記にてステージではバラエティでの指原莉乃とは別人と書きましたが、全てにおいてそうというわけでも実はありません。ライブのMCでは、バラエティでの指原莉乃さんを彷彿とさせる型破りなMCで会場を盛り上げています。例えば、「HKT48コンサート in 東京ドームシティホール~今こそ団結!ガンガン行くぜ8年目!~」でのMC。「青春高校3年C組」出身の5期生・長野雅さんに対し、同番組のサブMCを担当している中井りかは本当に性格良いのか?とド直球な質問をぶつけました。中井りかさんをフォローする長野雅さんでしたが、さらに「メンヘラだとは思う?」と聞くと、「ちょっと気分の浮き沈みはあるのかな?」と思わず本音が。これには、会場一同爆笑の渦に包まれましたね。また、幕張メッセで行われた10th&11thシングル合同全国握手会では、ミニライブでのMC内で行われたクイズの出題傾向を察した指原莉乃さんが「旬なメンバーが問題に使われてる。最近問題起こした子、誰?」とブラックジョークを交えた発言を。「HKT48春の関東ツアー2017 ~本気のアイドルを見せてやる~」のさいたまスーパーアリーナ昼公演での田中菜津美さんとのMCでは、初めて指原莉乃さんと2人でMCをしたのが中1だったという田中菜津美さんに対し、”てち(欅坂46平手友梨奈)よりすごいよ!”と発言をしこれまた会場を爆笑させました。こうした他のメンバーをいじり倒したMCをする一方、握手会で「劇場支配人の中で1番かわいい」と小さい女の子から言われたと暴露するなど自虐ネタで会場を笑わせることもあります。この臨機応変な対応力はライブのMCだけでなくバラエティ出演時にも言えることですよね。このように、彼女は弄る側にも弄られる側にもなれます。その場の空気を察し、自らどちら側にもいくことができるのは有能としか言いようがありません。ライブのMCに限らず、彼女は頭の回転が非常に速いと感じることが多々ありますが、ライブのMCではちょっとグダグダになりそうな時に彼女の対応力が特に発揮されますね。発言するタイミングはもちろん、ワードセンスも抜群であるというのが尚更有能であると感じます。このMCの有能さも指原莉乃さんが人気の理由と言えるでしょう。歌、煽り、MC込みでステージでの指原莉乃が魅力的な存在となっているのだと思います。歌唱力やダンス力における天才ではありませんが、歌や煽り、MCからファンを楽しませる天才。そういう意味では、2019年4月をもってHKT48及びAKB]8グループから卒業をする指原莉乃さん。4月28日には卒業コンサート、5月28日には指原莉乃感謝祭の開催を控えています。ステージでの指原莉乃さんを見る機会は残り少なくなっていますが、バラエティでの印象が強烈に残っている方にこそ、1度ステージでの指原莉乃を見て欲しいです。これまで抱いていた彼女のイメージが変わるはずです。卒業コンサートや感謝祭のチケット申し込みは、AKB48チケットセンターに登録をすれば可能です。2月22日時点でまだ1次申込も始まっておりませんので、今なら間に合います!今回は、指原莉乃さんの人気の理由をアイドルとしての魅力を中心に考察しました。バラエティの印象が強烈なためファンの方以外には想像しにくいかもしれませんが、アイドルとしてステージに立つ姿はバラエティ出演時とは全く違った魅力があります。ですから、アイドルとして歌ったりしている姿を見れなくなるのは寂しいです。ステージに立ってる莉乃ちゃんを見ると元気が出ます!ただ、幸い自分はバラエティタレント・指原莉乃も大好きです。卒業後も応援していきます!シェアするフォローする