隠し砦の三悪人 the last princessのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。 ... 三悪人って誰よ?これがリメイクじゃなかったら、もう少し評価できたかも。というか無理にリメイクとかしないでも良かったのでは? 現時点ではこのメニューの読み込みに問題があります。 メニューサイドバー 前へ 次へ 検索映画『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』は1958年に公開された黒澤明監督のリメイク作で長澤まさみ/松本潤を擁した2008年公開の時代活劇!敗戦した秋月国の侍の真壁六郎太(阿部寛)と雪姫(長澤まさみ)は金鉱師の武蔵(松本潤)らに手伝わせ、軍資金と共に隣国へ逃亡を謀ろうとするが、そこには敵国山名を抜けていかねばならなかった・・『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』は2008年に公開された、樋口真嗣監督による黒澤明監督による『隠し砦の三悪人』のリメイク作品です長澤まさみや嵐の松本潤などを主演に迎えて現代風にファン向けに大きく原作をデフォルメさせながら作られています天下の巨匠のリメイク作とあれば、色々と物言いは付きそうな本作品です。確かにそういう目線で見てしまうと、面白くないと一足先になってしまいそうですが、作品としてどうとうか言うよりは、原作を気にせずにエンターテイメント作品としてみると娯楽要素としては面白さは満タンです。感想中心となりますそれでは見ていきましょう戦国の世にして、早川・秋月・山名という3つの国あり。『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』 2008年 日本監督は樋口真嗣監督がメガホンを取ります。樋口真嗣監督は、日本の空想科学的な映画や、空想時代劇などを数多く手がけて、どの作品も高い評価を受けています。アニメ業界とも深いつながりを持っており、アニメの監督なども時折手掛けます。エヴァの庵野秀明とも親しく、作風としてはアニメに深い関わりがある事からか、どの映画も現実離れした設定の中に、映像として現実感・リアルらしさを作りこんでいき単なる空想科学のSF等の域でごまかして、こびるような作りはしていない、リアリズム的な空想世界の描写に長けていると思います。本作もリメイクでありながら、圧政に苦しむ民や城下を揺らす軍人たちの描写、疾走する騎馬上での戦いなど、リアリティが伝わってきます。リメイクとして仕方のないことかもしれませんが原作と比較してしまうと、本作は残念な個所が随所にあります。脚本なのかもしれないし、企画段階でのプロットによるものなのかもしれません。一方で、完全にオリジナルストーリーであると割り切ってしまえば、なんの憤りも感じず普通に楽しめます。冒険活劇恋愛切ない系ですネットや各種批評サイトで酷評されているのが多いのは事実です。どうしたって、黒澤明監督の作品と比べられてしまいます。原作のジョージ・ルーカスが鑑賞して『スター・ウォーズ』の着想・ヒントを得たとまで言われている作品です。ジョージ・ルーカス自身もレイヤ姫を救うってところを、The film Star Wars stole from - BBC CultureGeorge Lucas has acknowledged that Akira Kurosawa’s The Hidden Fortress inspired parts of his ow ...黒澤明は、ジョージ・ルーカスだけでなく、様々な人に影響を与えているマーティン・スコセッシ監督なども明言しており、映画界って巡り巡って才能のリスペクトと作品のオマージュだらけで作られて、相乗効果で高まっていく世界なんだなぁと思ってしまうわけですよ。そんな黒澤作品から、どんだけ変えているんだっけってとこですが主役からして変更してしまっています。たぶんここが往年のファンの受け入れられないところですね。以下少し大きなところを列挙しますこんなところですが、確かに現代風に、恋愛要素を少し入れて松本潤の出演シーンを考えたり、長澤まさみとの絡みなどを考えると、新ストーリーがのぞましいのかもしれませんが、これは往年のファンからケチを付けられますねさらに見ようによっては、あちらも黒澤映画へのオマージュだったりして。。。里見八犬伝は、小説が原案で最後は静姫(薬師丸ひろ子)が親兵衛(真田広之)を追っかけてきて、結びついちゃいますからね毎度のことですが長澤まさみにメロメロです。ちょっと、上から目線すぎないか?敵国の関所でそんなにトゲトゲしなくてもいいじゃんと思いますが、それも愛嬌。可愛いです。映画感想『キングダム』中華を統べる!奴隷”信”成り上がりストーリーが始まる圧倒的ス映画『キングダム』は同名のコミックが原作の歴史スペクタル映画!中国の歴史の中で誰も知らない人はい ...誰もが知る、国民的アイドル嵐のマツジュンこと松本潤が主演で武蔵を演じていますいろいろ茶々も入るでしょうけど、演技は好きです批評家や原作ファンからは演技下手とか、そもそも武蔵(たけぞう)の存在が許せないとか、あるんじゃあないかなでもそんなに下手か?結構、いい感じでそりゃあね、役者さんたちの中では確かに浮いているけど。もともと映画での露出は少ないけど、『花より男子ファイナル』などハナダンなどでは本当に存在感ばっちり出していたし。演技は下手なほうではないと思う。ただ、あの太い眉と、イケメン過ぎる堀の深さが演じる役柄をひどく限定して、”つぶしの利かない”役者になっているだけのような気がする。どれを演じても、マツジュンってほど、タイプの狭いキムタクのようなイメージもないですからね。真壁六郎太は本来の原作で言うと主人公にあたります、そんな真壁六郎太を阿部寛が演じます。そして原作では三船敏郎が演じ、どっちに軍配が上がるかと言えば、オリジナル強しで三船敏郎でしょう。ただ、阿部寛の演じる真壁六郎太もかなり、いかにも融通の利かない武者のはずが、阿部寛が演じることによって少しだけコメディ要素が入ります。この何かよくわからないけどそれは、たくましさや凛々しさも阿部寛らしさが出ています。そのきりっとした中に、わからないくらいのイメージかもしれませんが、阿部寛のこれまでのキャリアで持ってしまったコメディ・パロディのイメージが入り、映画にメリハリを与えます。阿部寛は、身長だけでなく体格も本当に良いんですね。熱い胸板がカッコいです。声だけで出演していた秋月方の、使える忠臣は真壁六郎太しかいないのかってくらいしょってましたね、秋月を・・映画構成、ストーリー展開ではエンターテイメントに仕上がっていますそれゆえに結構無理目のストーリー展開が多々あり、それをみるとエンターテイメントだなぁと感じてしまますね。『シン・ゴジラ』であそこまでリアリティに徹底的にこだわった樋口真嗣監督ですが、本作でそこまでこだわっていないのは監督へのインタビューからもわかります。インタビューでは、「主役を侍(真壁六郎太)から、金山の炭鉱夫の武蔵(たけぞう)に変えたのも脚本家と話し合いの末、侍が勝つ映画より、山の民(一般の下民)が侍たちに一泡吹かせる映画のほうが面白い」と展開し、デフォルメしながらストーリーを変えたそうです。ここからわかりますよね、冒険活劇であり、”弱きものが強きものに勝つ”と言うのがテーマだったのです、エンターテイメント性に振れるわけだ。とはいえ、その無理目の展開はちょっと違和感があったかなぁ雪姫と武蔵が、なんでいきなり異性として意識し始めるんだっけ、雪姫が関所の責任者である本庄久之進(高嶋政宏)に超強気とか普通ないでしょ。いきなり切られちゃいますよ。武蔵を主人公として意識するあまり特別視しすぎ。武蔵が一人で砦に忍び込んだって、雪姫の一派とはだれも思わないですよ。まぁそれもひっくるめて、かなり、楽しめる映画でした。そんなに難し事考えないで、見ていこうよ面白けりゃあいいですよね。阿部寛がもう少し前面に出てほしいとこはありますけどね、松本潤と長澤まさみの絡みも良かったので満足です✔長澤まさみが好きこんな人ならこの映画おすすめで、好きだと思います。よろしければクリック応援お願いいたしますスポンサーリンク『暗殺教室〜卒業編〜』は原作者の松井優征が全面監修してかなり力の入った漫画実写化 ...『GANTZ』コミックが原作の映画、オリジナルストーリー部分を加えて原作とはひと ...映画『キングダム』は同名のコミックが原作の歴史スペクタル映画!中国の歴史の中で誰 ...映画『50回目のファーストキス』は、「コメディの奇才」福田雄一がしかけるアメリカ ...映画『キングダム』の実写主要キャストと原作コミックのキャラクターを徹底比較・評価 ...まだ、コメントがありませんこんにちわ、”ほげる”といいます。映画がとにかく好きです。プロの批評家ではないし、コメンテーターでもない。思った通り・感じた通り、記憶の記録として思いをツラツラと。そして時には映画以外もツラツラと。Copyright © WordPress Luxeritas Theme is provided by "
こういうことから、宇多丸がリメイクの「隠し砦の三悪人」と「スターウォーズ」を関係付けながら批判することは、当然と言えば当然かもしれません。オリジナルは20世紀半ばに作られ、リメイクが制作された2008年から半世紀前になります。