9頭立ての外からスタートを決めると、そのまま先手を取ってレースを主導。マイペースでレースを進めたが、残り1000メートルあたりから、後方で折り合いを欠いていたゾディアックサインが一気にまくって急襲。馬名こそ「珍名馬」だが、血統的には父に朝日杯FS(G1)を優勝した新種牡馬リオンディーズ、G1・3勝馬スイープトウショウを出したタバサトウショウを母に持つ良血。母が25歳で出産した産駒でもあり、人間なら70~80歳くらいとかなりの高齢である。同馬は現在27歳で、昨年も今年も種付けをしていないことから、おそらくピンクカメハメハが最後の産駒となりそうだ。武豊騎手がエアスピネルで挑んだ15年の朝日杯FSで、レジェンドのG1完全制覇を阻止したのが、M.デムーロ騎手とピンクカメハメハの父リオンディーズのコンビだった。このとき武豊騎手は「空気の読めないイタリア人がいたもんで……」と悔しがった。武豊騎手はレース後に「すごく前向きな馬。一生懸命に走ってくれた。1800メートルで勝てたのは大きい」と評価。次走が楽しみになるデビュー勝ちだった。しかし、一旦相手を先に行かせつつ、自身もペースアップ。直線入り口で先頭を奪い返すと4馬身突き放して独走を決めた。「強い勝ち方でした。2着馬に4馬身、3着馬に3馬身半の差をつけたのですから圧勝といっていいでしょう。前向きな気性ながらしっかりと折り合って中距離をこなしたのは、クラシックでの活躍にも期待が持てそうです。リオンディーズに続いて朝日杯を親子制覇して、武豊騎手に朝日杯初勝利をプレゼントしてもらいたいですね」(競馬記者)Copyright © Gambling Journal All Rights Reserved.父のリオンディーズではなく、祖父のキングカメハメハを馬名の一部に受け継いだ珍名馬が鮮やかにデビュー勝ちを飾った。
タマモクロス、オグリキャップ、メジロマックイーンから続いた、芦毛の名馬でした。兄ビワハヤヒデと弟ナリタブライアンの直接対決を望んでいた競馬ファンも、当時はたくさんいました。今頃は、弟のナリタブライアンや、BNWの仲間のナリタタイシンと天国で一緒に走っていると思います。ビワハヤヒデの現在までの経歴や、サラブレッドとしての現役時代の素晴らしい成績を振り返ってみます。産駒たちもなかなかの成績を残していますが、残念ながら中央競馬の重賞勝利馬は出ませんでした。1992年の3歳のときに、9月13日の阪神競馬場の3歳新馬でデビューしました。2019年9月には、何者かにたてがみを10センチ以上も切られてしまう被害にあい、それ以後は牧場での見学ができなくなっていました。ビワハヤヒデはそのまま引退となってしまい、12月の有馬記念での兄弟対決は幻となってしまいました。1993年は、皐月賞をナリタタイシン、東京優駿(日本ダービー)をウイニングチケット、菊花賞をビワハヤヒデが勝利し、この三強の馬が三冠を分け合う形になりました。菊花賞を含むGⅠ3勝、弟ナリタブライアンとの比較の話題、BNWの三強など、たくさんの思い出と名レースを見せてくれました。そんな大往生を果たしたビワハヤヒデは、現役時代の1993年前後にはとても輝かしい成績を残した大名馬です。ビワハヤヒデの活躍が目立った年は、なんと言っても年度代表馬にも選ばれた1993年でしょう。同じ母親のパシフィカスから生まれた弟のナリタブライアンは、1994年三冠馬になった競走馬です。ビワハヤヒデの30歳という年齢は、人間の年齢に換算すると98歳になります。2020年7月21日に、日本の競馬の歴史に名を残す名馬ビワハヤヒデが老衰で死去しました。ナリタタイシン・ウイニングチケットとともに、それぞれの頭文字をとって「BNW」と呼ばれた三強でした。2005年で種牡馬を引退いたビワハヤヒデですが、産駒で活躍した競走馬にはどんな馬がいるのでしょうか?三冠馬ナリタブライアンの兄と言われることもあるビワハヤヒデですが、ナリタブライアンなしにしてもとても強くて有名な競走馬でしたね。弟のナリタブライアンがデビューしてくる前から、すでに強い競走馬として有名でした。しかし、1994年の天皇賞のレース中に屈腱炎を発症していたことが発覚します。幻となった兄弟対決、そして皐月賞のリベンジのレースが天国で開催されているんじゃないでしょうか。現役最後のレースとなった秋の天皇賞以外は、全て1着か2着の連対という結果を残しています。その後、生涯でG1レースを3回制覇するなど、素晴らしい成績を残しています。 pog2020シーズン、ディープインパクト産駒は141頭です。 2歳のgⅠを勝ってしまうと、3歳春は不振に陥るなど、デビューが早いと消耗してしまう傾向もあります。 基本は晩成タイプだからかも知れませんが、それらを全て突き破ってしまうような産駒の登場に期待し 19日、日曜函館5r新馬戦(芝1800メートル)は先手を奪った武豊騎手の3番人気ピンクカメハメハ(牡2、栗東・森秀行厩舎)が直線で楽に抜け出した。 デビューが4歳(現・3歳)の3月でクラシックに間に合うかどうか非常に微妙なところでした。デビュー3戦目で勝ち切りましたが次走で 落馬事故 に巻き込まれます。 大事には至らなかったもののクラシックは夢のまた夢となり、条件戦を選択します。
2020年7月21日に、日本の競馬の歴史に名を残す名馬ビワハヤヒデが老衰で死去しました。30歳でした。馬の平均寿命は25歳ということなので、長生きですね。ビワハヤヒデの30歳という年齢は、人間の年齢に換算すると98歳になります。人間で言うと 今週は2歳世代初の重賞、函館2歳S。いよいよ2歳戦も本格化してきましたが、今回は優馬・競友の記者達に『デビュー戦が衝撃的だった馬』について語ってもらいました。歴史的名馬から未完の大器、個性派がズラリ勢揃いです! なお、今回もコメントでアンケートに参加できます。