0120-998-730受付:平日9:00-18:002019.10.18調剤薬局だけでなく、保険診療を行う医療機関では、患者さんは保険証を提示することで、医療費の一部だけ支払います。残る医療費の請求先は、「保険者(健康保険料の支払先)」となります。その「保険者」に医療費を請求する際に作成する明細書が「レセプト」と呼ばれています。調剤薬局の場合のレセプトは、「調剤報酬明細書」と、医科・歯科の場合は、「診療報酬明細書」とも呼ばれています。その「レセプト」を作成する業務を「レセプト業務」といい、この作業が薬局の収入を確保する上で一番大切な業務の1つといえます。 レセプトとは、医療機関が保険者に対して請求する明細書のことだと書きました。このレセプトは月末締めで、それぞれの患者さんに対して1ヶ月分を作成します。その患者さんが複数の医療機関を受診している場合は、その発行元の医療機関ごとに分けて作成します。作成したら翌月5日か10日までに審査支払機関(※)に送ることで、残りの医療費(調剤報酬)を請求します。(社会保険の場合は10日、国保の場合は5日まで。)審査支払機関はレセプトのチェック機関でもあり、妥当なレセプトは保険者に送られます。保険者で送られてきたレセプトを再チェックし、問題なければ保険薬局に給付金(残りの医療費)を支払いますが、直接ではなく、審査支払機関に送ります。審査支払機関は、調剤薬局に保険者からの給付金を送ります。これでかかった医療費の全額を薬局は確保できるのです。レセプト請求の締め切りが5日もしくは10日なので、月末から月初は調剤事務さんにとって、とても忙しい時期となります。 レセプト業務は毎月行われていますが、患者さんが多い薬局では、それだけ作業も多くなります。処方箋の内容をレセプト作成の為のパソコン(レセプトコンピューター、略してレセコン)に入力するのが、調剤事務さんの大きな役割だと言えます。忙しい時などは、入力を間違えてしまうこともあります。その間違いを見つけるのが、保険者、もしくは審査支払機関ですが、そこからレセプトが戻ってくることがあります。「返戻」と呼ばれています。「返戻」の理由として一番多いのが、保険証の記号や番号の入力ミスです。たった1つの数字の入力ミスでも、「返戻」となるため、その数が多いほど、薬局の収入が減ってしまうのです。もちろん、処方箋にかかれている内容の入力ミスも「返戻」の対象です。「返戻」されたレセプトを正しく作成しなおして再請求するのも調剤事務さんの大切な役割です。ただ処方箋を受け取って、レセコンに入力だけではないのです。調剤事務さんが薬局の収入を確保している、といっても過言ではありません。調剤事務の仕事は簡単な事務作業に思われがちですが、実はとても大切で責任のある役割を担っているのです。 以上のように調剤事務のお仕事は、責任を持って最後まで丁寧にお仕事したい、と感じる方にピッタリのお仕事ではないでしょうか。もしも調剤事務のお仕事にご興味をお持ちでしたら、是非当サイトからお気軽にお問い合わせ下さい! ※審査支払機関医療機関から提出されたレセプトを審査し、審査済みのレセプトを各保険者へ送付します。保険者からは給付金を預かり、各医療機関に入金する支払代行も行う第三者機関です。社会保険は「社会保険診療報酬支払基金(支払基金)」、国民健康保険は「国民健康保険団体連合会(国保連)」が第三者機関です。
レセプト は、患者が受けた保険診療について、医療機関が保険者(市町村や健康保険組合)に請求する医療報酬の明細書のことである。 医科・歯科の場合には診療報酬明細書、保険薬局における調剤の場合には調剤報酬明細書、訪問看護の場合には訪問看護療養費明細書ともいう。 医療機関内では単にレセということが多い。.
また、同一診療年月、同一保険医療機関及び同一患者の医科及び歯科の入院レセプトと入院外レセプトの組合せを対象とし、月1回の算定である検体検査判断料などの点検を行い、審査委員会で審査決定します。
レセプトの点検・確認作業は、レセプト業務のなかでもっとも重要な作業です。レセコンに入力した診療情報は誤入力により間違っている可能性があり、必ずしも正確とはいえません。そのため、入力ミスがないか、病名と診療内容に整合性がとれているかなどの確認が必要となります。
漸増投与、漸減投与の際の調剤料、レセプトについて注意点をまとめました。 同じ成分であれば1剤として計算 平成28年4月より、同一成分であっても同一剤型が複数ある場合は「その数にかかわらず1剤として算定する」とされています。 なぜ、医科と歯科が分かれているのでしょうか??歯科は入院施設が要らないためでしょうか?でも、眼科や耳鼻科は??ん??どなたか、お願いします。明治政府は医療の近代化を進めていた。明治7年(1875)に医制を発布、以後医師と 調剤薬局の場合のレセプトは、「調剤報酬明細書」と、医科・歯科の場合は、「診療報酬明細書」とも呼ばれています。 その「レセプト」を作成する業務を「レセプト業務」といい、この作業が薬局の収入を確保する上で一番大切な業務の1つといえます。 レセプト作成はパソコンでするの?という疑問は、初めて医療事務をめざすあなたが思うことですよね。だって、資格取得の学習は紙面で作りあげていくのですから・・。レセプト作成はパソコンで点数表を見ながら入力する仕事なのか、現場の作業について書いていきます。 医科、歯科レセプトと調剤レセプト双方が電子レセプトであること 診療月、調剤月が同じであり、同一月に支払基金に請求されたものであること 注:現行の調剤審査における「1500点以上の調剤レセプト」という制限は設けない。 メトトレキサート製剤(リウマトレックス・メトレートなど)の関節リウマチの用法とレセコン入力、レセプトについてまとめました。たまに見ると結構戸惑うのがリウマチなどにメトトレキサートを使う際の用法。関節リウマチに対しては1週間で6mgが基本。これを1〜3回に分けて使う。2回までなら12時間間隔でも1日で終わるため、1週間に1日だけ投与、ということでわかりやすい。3回に分ける場合は、1日目は4mgで1日2回、2日目は2mgで1日1回、となるケースが多い。処方箋上だと曜日まで書かれているケースも結構ある。とりあえず、こうゆうものだと知っておけば何て事はないが、知らないと「同じ薬剤の処方が重複で書かれている」なんて勘違いにもつながるので、メトトレキサート製剤(リウマトレックスとかメトレートとか)の用法は知っておくに越した事はない。ちなみに若年性特発性関節炎も用量は異なるものの、同じような用法で使う。白血病などで使うメソトレキセートの方は1錠が2.5mgでこっちは全く用法が違ってくるので注意。Rp.1)ジャヌビア50mg 1錠メトトレキサート製剤(リウマトレックスやメトレートなど)のレセコン入力は少し注意が必要。1週間に1回だけの使用の場合は、骨粗鬆症のビスホスホネート製剤と同じようなものなので難しくない。2回に分割して使用する場合、これも週に1日朝夕で使用するとかであれば難しくない。3回に分割して使用するパターンは少し難しい。例をあげると以下の通り。Rp.1Rp.21日目は1日2回、2日目は1日1回となる場合、4週間分の処方の場合は、計8日間の漸減投与にするのが良さそう。4日間が1日2回、さらに4日間1日1回の使用という感じ。処方箋上は2行に渡って処方されてることが多いと思うが、当然、同じ成分のため入力上は1剤として扱う。レセコン入力のところで挙げたように、3回分割のとき、処方箋上では2行に渡って書かれてくることが一般的。これを必ず1剤として扱う。なお、他に朝夕食後の薬や、朝食後の薬が出ているパターンでもリウマトレックスは他のものとは一緒にせずに1剤として扱うことができる。Rp.1Rp.2Rp.3Rp.4上記の例のような場合は、Rp.1と2で1剤、Rp.2で1剤、Rp.3で1剤と、計3剤で請求することができる(平成30年版 保険調剤Q&A 参照)。今回の記事のような、薬剤師の専門情報はネット検索でもなかなか見つからなかったりします。より詳しくまとまった情報は、薬剤師のポータルサイトを活用するのも選択肢です。無料で使える大手の薬剤師ポータルサイトだと閲覧だけでも勉強になりますが、もちろん自分で質問をして回答をもらうこともできます。上記はちなみに登録完了までは、1〜2分かかるので、正直少し面倒くさいです。勤務先とかも入力する必要があるので。しかし、デメリットとしては、ニュースメールとかが来るようになります。登録するメールアドレスはご注意ください。勤務先情報を登録しますが、勤務先に電話とかがかかってきたり、本人確認が来ることはないでその点は安心してください。 管理人:ファルマサシお問い合わせ等はメニューの「お問い合わせ」フォームからどうぞ。管理人:ファルマサシお問い合わせ等はメニューの「お問い合わせ」フォームからどうぞ。