今年(2012年)6月8日に院内で開かれた「臨時職員会議」の場に職員を集めて、延吉院長自ら退任を表明した。「臨時職員会議」開催は、その日の朝に知らされた。開会前まで内容は知らされず、「緊急に集まってほしい」と伝えられた。「夏の賞与の話かな」と心配した職員もいた。開会は昼の12時。同病院4階の講堂には、200~300人の職員が集まったという。 そこで、延吉院長は最初に院長を辞任すると表明した。「院長になって10年で引退と決めていた」と述べ、約40分間に渡りスライドを交えて小倉記念病院の業績、理念、歴史などを語った。 「小倉ライブ」は、院内の治療室で患者を治療している様子を院外の会場に生中継して、実際の治療手技を解説しながら、心臓病治療に携わる医師やスタッフらが議論、勉強するもの。昨年の2011年は東北大震災で中止になったため、今年は、新生小倉記念病院として初めての開催であり、来年には30周年を迎える節目の年だった。 「ライブ」の時点で"引退"表明があったという情報もある。参加した医師らは、「ライブ」前に延吉医師"引退"を知ることで、身が引き締まるとともに、治療手技の議論、学ぶ熱気もいっそう白熱したというのだ。 「ライブ」の今年のテーマは「受け継ぐものは、何か」。中止となった昨年の第28回は「新たな歴史がここから始まる」だった。偶然の産物とはいえ、今年の「ライブ」は、延吉氏の"引退"を象徴するテーマになった。 実は、院長退職・理事長退任の予感を職員らが抱いていたのは、もう1つ理由がある。むしろ、院長退任表明に連なる核心といってもいいだろう。それに触れる前に、小倉記念病院の歴史を振り返りながら、まずは退任表明をめぐって起こった出来事を追うことにしたい。| 小倉記念病院, Kitakyushu. 延吉先生から教わった「患者さんのことをしっかり見て、患者さんの気持ちになって治療を考えること」。小倉記念病院循環器内科で主任部長を務める2019年現在、この重要性は私から後輩医師に伝えてい … ツイート 心臓カテーテル治療の第一人者、延吉正清医師が、6 略歴: 1986年4月 金沢大学医学部第一内科 入局 1991年4月 社会保険小倉記念病院 循環器内科勤務 2005年4月 社会保険小倉記念病院 循環器内科部長 小倉記念病院(こくらきねんびょういん)は、福岡県北九州市小倉北区にある病院。旧政府管掌健康保険の福祉施設。 2012年8月17日 15:28. î¡¡¶âÂôÂç³Ø°å³ØÉôÂè°ìÆâ²Ê Æþ¶ÉCopyright © 2014-2020 Cure Grades Corp. All rights reserved.¤³¤Î¥Û¡¼¥à¥Ú¡¼¥¸¤ÎÃøºî¸¢¤Ï¡¢°å»ÕËܿ͵ڤÓCure Grades³ô¼°²ñ¼Ò¤Ë¤¢¤ê¤Þ¤¹¡£Åö¼Ò¤Î¾µÂú¤Ê¤¯¡¢ 延吉 正清(のぶよし まさきよ、1940年(昭和15年)6月11日-)は、日本の循環器内科医。 前小倉記念病院院長 、京都大学 医学部循環器内科臨床教授、日本心血管インターベンション学会名誉理事長。 小倉記念病院(福岡県北九州市小倉北区浅野3丁目2-1 : jr鹿児島本線(下関・門司港~博多)「小倉駅」 jr各線、北九州モノレールも乗り入れ 新幹線口よりペティ゙ストリアンデッキ(歩行者回廊)で直結 徒歩7分))の病院ページ。内科などの診察を行っています。 前小倉記念病院循環器内科主任部長 日本心血管インターベンション治療学会認定 cvit専門医 日本心臓リハビリテーション学会理事・心臓リハビリテーション指導士 浅大腿動脈ステントグラフト実施医 ベストドクターズ選出(2018-2019 小倉記念病院に暗雲 延吉院長退任"花道"が迷走(1) 特別取材. この時僕のお尻を押して下さったのが、小倉記念病院病院長の延吉正清先生でした。先生の励ましを背に受け、頑張ることができました。また、苦労している時に生涯の友人である、倉敷中央病院循環器科部長光藤和明先生とも友人となることができました。 現在の多い時は1日に20件以上、年間3,000件に上る心臓カテーテル治療を行い、これまでに5万人以上もの心臓疾患の患者を救ったことから「心臓カテーテルの神様」と呼ばれるカテーテルを使って狭心症や 2 likes. 延吉正清 | HMV&BOOKS online | 小倉記念病院副院長兼循環器科主任部長 | 延吉正清の商品、最新情報が満載!CD、DVD、ブルーレイ(BD)、ゲーム、グッズなどを取り扱う、国内最大級のエンタメ系ECサイトです! Pontaポイント使えます! 支払い方法、配送方法もいろいろ選べ、非常に便利です!
財団法人 平成紫川会 社会保険 小倉記念病院 院長 財団法人 平成紫川会 理事長 京都大学医学部 臨床教授 医学博士. DOCTOR’S患者さんの感謝の言葉を糧に、一日一日の診療を大切に行う安藤献児先生のストーリー私が循環器内科医として喜びを感じる瞬間は、自分が治療した患者さんが元気になってくれたとき。そして、患者さんから感謝の言葉を伝えていただいたときです。これまでに、狭心症や心筋梗塞などの患者さんや、重症心不全の患者さんを治療してきました。そうした病気の患者さんに対して、経皮的冠動脈インターベンション(PCI)や心臓再同期療法(CRT)などで治療を行うのが私の役割です。そして、患者さんが無事に回復して退院された後の外来で、「先生、おかげさまで元気になりました。ありがとうございました」と言っていただけることがあります。治療を経て、命が危ぶまれていた患者さんが元気になっていく様子を見ているとき、大きな喜びを感じます。患者さんが元気な姿で「ありがとう」という言葉をくれるから、私は今までもこれからも、医師として全力で取り組めるのだと思います。かつて、私が小倉記念病院循環器内科で研修医として臨床を勉強していた頃のことです。当時、私の指導医である延吉正清先生(前・小倉記念病院 院長)に、失神するかと思うほど物凄い剣幕で怒られたことが一度ありました。そのときの私は1日でも早く一人前の循環器内科医になろうと、臨床や勉強と忙しい日々を送っており、心の余裕もそれほどなかったように思います。ですから、診療の際にも「次はこの検査をして、それからあの検査をして、こういう治療を検討して」と、つい自分の考えで物事を決めてしまいがちでした。自分なりに一生懸命ではあったのですが、ある日延吉先生に呼び出されて、このことについて激しくお叱りを受けました。「安藤君は患者さんのことを何も分かっていない」と。医師は本来、患者さんがどういう医療を受けたいか、どういう治療を受けたいかを第一にして、患者さんの希望に添うように検査や治療の計画を立てるべきです。しかし、当時の私は、自分や病院の都合に合わせて検査の計画を立ててしまっており、患者さんの気持ちに立って、患者さんがどのような治療を受けたいのか考えるということを後回しにしてしまっていたのでしょう。延吉先生はそのことに気づいて、私を叱ったのだと思います。延吉先生は、患者さんのためならば絶対に妥協を許さない先生でした。毎日、全員の患者さんを回診し、夜遅くまで残ってカルテを見たり明日の診療の準備をしたりしていました。自分自身にも後輩医師にも、ときには患者さんにも厳しい方でしたが、それが私には合っていたのでしょう、延吉先生に教えていただいたことは今でも大きく影響しています。患者さんが満足できる医療を提供するという、医師として求められる在り方そのものを、教えていただきました。延吉先生から教わった「患者さんのことをしっかり見て、患者さんの気持ちになって治療を考えること」。小倉記念病院循環器内科で主任部長を務める2019年現在、この重要性は私から後輩医師に伝えています。これまでの経験上、小倉記念病院に研修や勉強に来られる若い先生方は、仕事に対するモチベーションが高く、「循環器医療の世界で、医師として生きていきたい」「努力して高い治療技術を身に着けたい」などと、高い志をお持ちの方が多い印象を受けます。そのように考えていらっしゃる先生方だからこそ、より大きく成長するために、1日1日を大切に過ごすことを意識していただきたいです。循環器内科を務めるということは、これからの循環器医療を、1歩でも前進させなければならないということです。そのためには、循環器医療に携わる者としての自覚を持って、日々勉強や研究に努めることが重要だと思っています。私は今でこそ、カテーテルを用いた経皮的冠動脈インターベンション(PCI)を専門のひとつにしていますが、カテーテルを学び始めたばかりの頃は、当然分からないことばかりでした。やはり、そのようなときは全然上手くいきませんでしたし、自分は本当にカテーテルをマスターできるのか、と悩むこともしばしばありました。さらに、当時は今のような医師教育体制ができあがっておらず、若手は先輩医師や教授の技術を見て盗め、という教え方が当たり前の時代。若手も中堅もベテランも、お互いがライバル同士のような関係だったように思います。見て盗めとはいえども、当時の私には、先輩医師の手技を見てもよく分からなかった。実際に自分がカテーテル治療を始めても、最初の頃は慣れていないので、合併症が起こらないようにと慎重になるあまり、上手に進める方法が分からなかった。それでも、少しずつでも治療技術を身につけたいと必死でした。毎晩、眠る前に「自分は今日1日、本当に一生懸命頑張ったのだろうか」「今日は何か成長できただろうか、この数か月で自分はどれだけ成長したのだろうか」と自問する日々が続きました。そのように、毎日ひたすら学習と実践、振り返りを積み重ねて、何十例かカテーテル治療を経験したあるとき、ふと「自分は上達しているかもしれない」と感じる瞬間がやってきたのです。そして、さらに経験を積み重ねていくと、パッとひらめくように「そうか、こうすればいいんだ」と、よりよいカテーテル治療の方法を理解できるようになる日がやってきました。循環器医療を進歩させるためには、一人ひとりの技術の上達が不可欠です。「一日一歩でもいいから上達しなさい」と、先輩医師から教えられたことを今でも覚えていますが、これは本当に大切なことです。一歩の上達は小さなものだとしても、一歩の上達を1000日間続ければ、1000歩上達することになるのですから。立場や職種、年齢にかかわらず、言葉遣いの丁寧な先生、患者さんとの接し方が上手な先生など、尊敬する先生が私の周りにはたくさんいらっしゃいます。今までもこれからも延吉先生は私の尊敬する恩師ですし、ステントの研究に尽力された木村剛先生(現・京都大学循環器内科学教授)には、研究を進めるにあたっての調査や論文執筆の方法を教えていただきました。また、PTMCというバルーンを開発された井上寛治先生(現・京都大学循環器内科学臨床教授)は、新しい治療法を開発する面白さを私に見せてくださいました。このほかにも、本当にたくさんの先生方に影響を受けてきましたし、だからこそ今の自分がいるのだと思っています。周囲には尊敬する先生方ばかりですが、「あの先生のようになりたい」と思うことはありません。私は私のままで、私のできることをしていきたいです。まだまだ勉強することはたくさんありますから、尊敬する先生方からもっと多くの学びを得て、これからも成長していきたいと思っています。余談ですが、延吉先生とは今も定期的にお会いしています。現役を引退してから少し丸くなられた先生と一緒にご飯を食べながら当時のことを思い返すと、あのとき叱っていただけてありがたかったなと思いますね。この記事を見て受診される場合、是非小倉記念病院 副院長 循環器内科主任部長京都大学を卒業後、小倉記念病院にて循環器内科医療に携わる。2013年より同院循環器内科主任部長として、循環器内科医を束ねる。冠動脈インターベンションや植込み型除細動...小倉記念病院NTT東日本関東病院 院長亀山 周二 先生NTT東日本関東病院 消化管内科・...大圃 研 先生京都大学 医学研究科外科学講座(消...小濵 和貴 先生医療法人 札幌ハートセンター 札幌...橋本 誠 先生小倉記念病院 循環器内科 部長白井 伸一 先生小倉記念病院 外科 主任部長藤川 貴久 先生小倉記念病院 外科大野 龍 先生新型コロナウイルス感染症と付き合っていくための"新しい生活様式"とは〜まだマスクの着用は必須なの?個人が気をつけられる具体策は?〜小泉小児科医院 院長/日本医師会 常任理事釜萢 敏 先生がん患者や家族の新型コロナウイルス感染症への不安〜不安を抱えたがん患者に対して家族ができることは?〜がん研究会付属有明病院 腫瘍精神科 部長清水 研 先生社員に新型コロナウイルス感染症の疑いが出たらどうするの?~企業が行うべき感染対策とは~日本医師会 常任理事/松本皮膚科形成外科医院 理事長・院長松本 吉郎 先生医師が考える新型コロナウイルス感染症の重症化リスクが高い高齢者が注意すべき点とは国立長寿医療研究センター 理事長、日本老年医学会 副理事長荒井 秀典 先生「受診について相談する」とは?まずはメディカルノートよりお客様にご連絡します。