本屋大賞でアジア圏の作品が受賞したのは、「アーモンド」が初めてだ。 2017年に第10回チャンビ青少年文学賞を受賞した同作は、19年3月に世界12カ国と版権契約を締結。 本屋大賞が決まりましたー! 1位は『流浪の月』でしたーー!!!! いやーー!めっちゃ嬉しいーーー!! 私の中で一番の作品だったので大賞受賞は本当に嬉しいです。 流浪の月 posted with ヨメレバ 凪良 ゆう 東京創元社 2019年08月29日 楽天ブックス Amazon Kindle 順位は以下の通りです。 本屋大賞2020の『流浪の月』についての評価をまとめたものと筆者自身の感想を混ぜた記事となります。歴代の本屋大賞の本の特徴を説明しつつ、本屋大賞はどんな本が選ばれるのかも考察。本屋大賞を毎年チェックしている人や、流浪の月の感想が気になる人は必見の内容です! 2018年4月10日に明治記念館にて、本屋大賞の結果発表が行われ、辻村深月さんの『かがみの孤城』が決まりました! そこで本記事では、『かがみの孤城』のあらすじと感想をまとめていきます! かがみの …
URLのコピーが完了しました【ソウル聯合ニュース】「人間なら誰でも持っている『感情』というテーマが幅広く普遍的だということを改めて知りました」――。 日本の書店員らが選ぶ「本屋大賞」の翻訳小説部門第1位に選ばれた小説「アーモンド」の著者、ソン・ウォンピョンさんは「この作品を初めて書いた時には、個人的な問いから始まった話がこうして海を越えて異国で愛されるとは全く想像できませんでした」と語る。 「作家として一番の願いは、この本を開いた読者が本を面白く読んでくれることです。そして、本に対する感想が面白さだけにとどまらず、自分自身と世界に起こる出来事に対する考えへと広がれば、この本が本来の機能を果たしたことになります」 本屋大賞でアジア圏の作品が受賞したのは、「アーモンド」が初めてだ。 2017年に第10回チャンビ青少年文学賞を受賞した同作は、19年3月に世界12カ国と版権契約を締結。韓国では25万部以上、日本でも約3万5000部を売り上げた。 「アーモンド」は、脳の扁桃体が人より小さく、感情を感じられない少年が他者と関係を結び、共感を学んでいく成長物語だ。ストーリーに引き込まれる文体とドラマのような描写や展開が際立つ。 「主人公のユンジェは、母親が経営していた古本屋の中で本の森を歩きながら成長していきます。感情は感じることはできませんが、本が与える香りと秘密めいた物語を味わうユンジェの姿が、本を愛する書店員の皆さんの心に届いたのだと思います」 ソンさんは「私たちは誰でも感情を持っていますが、その事実を認識できないまま生きていきます。また、感情を正しく使う方法を学べないまま毎日感情の渦の中で生きています」としながら、「感情は言語に先立つ最も基本的な意思疎通の手段ですが、それを正しく使うことは理性の領域だという点を、ユンジェを通じて思い起こしてみてほしいのです」と力を込めた。 ynhrm@yna.co.kr 本屋さんが「今、いちばん売りたい本!」を選ぶ本屋大賞は、2004年から始まりました。毎年受賞作のノミネートから発表までは、書店やsnsで盛り上がる文学賞以外でのイベントとなってます。今回はそんな本屋大賞を受賞した歴代作品の紹介とあらすじと感想を並べてみました。 4位以下で注目は10位に初登場の『アーモンド』。2020年本屋大賞翻訳小説部門で1位に輝いた作品。「感情」がわからず周囲から「怪物」と呼ばれ疎外された少年ユンジュが、同じように周囲から浮いた存在の不良少年ゴニと出会い成長してゆく物語。 新聞・出版社の書評まとめ読み!読書家のための本の総合情報サイトニュース 4月21日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 文芸書第1位は『流浪の月』が獲得した。 4位以下で注目は10位に初登場の『アーモンド』。2020年本屋大賞翻訳小説部門で1位に輝いた作品。「感情」がわからず周囲から「怪物」と呼ばれ疎外された少年ユンジェが、同じように周囲から浮いた存在の不良少年ゴニと出会い成長してゆく物語。韓国で40万部を売り上げたベストセラー。日本でも韓国のアイドルグループSHINeeのメンバー・テミンのインスタライブに映っていた本として話題になっていた。 小説家で女優の中江有里さんは同書について《彼の見える世界は「感情」が存在しないため、読みながら不思議な浮遊感を覚える。》と述べながらも、物語がすすむにつれユンジェに感情が芽生え、《やがてユンジェは大切な友・ゴニを救うために動き出す……このあたりでわたし自身、よくわからない感情が込み上げてきて、ページをめくる手が止められなくなった。》と心を動かされたことを告白。《誰もが当たり前に持っていると思われる「感情」が、他者から学び、与えられ、気付かされるものだと教えてくれる物語だ。》と解説している。あなたと共にいることを、世界中の誰もが反対し、批判するはずだ。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい――。実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。(東京創元社ウェブサイトより)優等生の「ぼく」が通い始めたのは、人種も貧富もごちゃまぜのイカした「元・底辺中学校」だった。ただでさえ思春期ってやつなのに、毎日が事件の連続だ。人種差別丸出しの美少年、ジェンダーに悩むサッカー小僧。時には貧富の差でギスギスしたり、アイデンティティに悩んだり……。何が正しいのか。正しければ何でもいいのか。生きていくうえで本当に大切なことは何か。世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の息子と パンクな母ちゃんの著者は、ともに考え悩み乗り越えていく。連載中から熱狂的な感想が飛び交った、私的で普遍的な「親子の成長物語」。(新潮社ウェブサイトより)その木に祈れば、願いが叶うと言われているクスノキ。その番人を任された青年と、クスノキのもとへ祈念に訪れる人々の織りなす物語。(実業之日本社ウェブサイトより)4位『流人道中記 上』浅田次郎[著](中央公論新社)5位『流人道中記 下』浅田次郎[著](中央公論新社)6位『ライオンのおやつ』小川 糸[著](ポプラ社)7位『転生したらスライムだった件(16)』伏瀬[著](マイクロマガジン社)8位『オーバーロード(14) 滅国の魔女』丸山くがね[著](KADOKAWA)9位『気がつけば、終着駅』佐藤愛子[著](中央公論新社)10位『アーモンド』ソン・ウォンピョン[著](祥伝社)〈単行本 文芸書ランキング 4月21日トーハン調べ〉 アーモンド ソン・ウォンピョンさん作、矢島暁子さん訳 2020年本屋大賞の翻訳小説部門、第一位。話題の一冊。 この1週間で既に2回読んだ本。「どこにこんなにも心を動かされたんだ」を知りたくて知りたくて、すぐに2回目を読み始めた。 英国で「末席」を用意された天皇陛下を「最前列」に呼び寄せた人物とは? 天皇陛下が尊敬される理由木嶋佳苗、座間9人殺害事件の犯人が住んでいた間取りの不思議な共通点 事故物件芸人とイヤミス作家が語る、ヤバい部屋「佐世保小6殺害事件」被害者の兄2人の“その後”を描くノンフィクションまたも“不祥事”、古市憲寿と落合陽一の対談が大炎上怖すぎてトラウマ必至! 話題のミステリ作家・櫛木理宇が選ぶ、実話の「異常殺人者」を描く作品5選! 4位以下で注目は10位に初登場の『アーモンド』。2020年本屋大賞翻訳小説部門で1位に輝いた作品。「感情」がわからず周囲から「怪物」と呼ばれ疎外された少年ユンジェが、同じように周囲から浮いた存在の不良少年ゴニと出会い成長してゆく物語。
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