目次SELECT構文を使って特定のレコードを検索するには、条件式は、検索対象となるフィールド名と、演算子、関数、定数などを使って表現します。たとえば、顧客(customer)テーブルの中から男性だけを取り出すには次のような条件式を設定します。複数の条件式を指定する際は、論理演算子のANDやORで接続します。顧客(customer)テーブルの中から男性だけを取り出し、年齢が34歳の顧客だけを選択するには次のような条件式を設定します。演算子のほとんどはWHERE句で使用することができます。次の表は、WHERE句で使用することができる演算子の一覧です。比較演算子は、値の大小を比較し、その結果を返します。次の例はWHERE句で簡単でよく利用される条件式で、フィールドの値を指定して、それにマッチしたレコードだけを選択します。 次の例では、[顧客ID(id_c)]フィールドの値が 1 以外のレコードだけを選択します。> や < のような値の大小を比べる演算子は、論理演算子のANDを併用することで選択範囲を指定することができます。次の例では、[顧客ID(id_c)]フィールドの値が 2~4 までのレコードを選択しています。WHEREの中で複数の条件を指定したい場合は、論理演算子を使います。論理演算子を使うことにより、「~で~のレコードを選択」、「~もしくは~のレコードを選択」といったAND/OR検索が可能になります。ANDやORを組み合わせることにより、複数の条件を指定することができます。複数のANDやORを組み合わせる場合、優先順位を明確にするために式を括弧で囲むことがあります。括弧内の式は括弧外の式よりも優先順位が高いため、先に実行されます。実行の順番によっては結果が変わってくるので、複数の式を組み合わせる際はなるべく括弧を使って記述しましょう。指定した条件に一致しないレコードを指定したい場合は、NOT演算子で条件を否定します。式に対してNOTを使う場合、式を括弧で囲む必要があります。括弧を省略すると、上記の場合はフィールド名だけがNOTの対象になり、思ったような結果になりません。LIKEはワイルドカードを使って文字列を検索するための演算子です。ワイルドカードとは、何かと一致する特殊な文字で、「任意の文字列」を表すパーセント( %LIKEで使用できるワイルドカードには次の2つがあります。次の例では、WHERE句に[フルネーム(fullname)]フィールドの値が"マディ"で始まるという条件を設定しています。"マディ"から始まる値を探しているので、 [姓名(fullname)]フィールドの値の先頭に"マディ"の文字があれば、次にどのような文字列がきてもTRUEが帰ってきます。このような処理方法を『% や _ などのワイルドカード自体を検索対象にしたい場合は、\ を使ってエスケープ処理を行います。たとえば、任意の文字列の後に % があるような値を検索したい場合は、"%\%"とします。最初の % がワイルドカードで、2番目の % は % そのものです。BETWEEN演算子は、対象の値が指定した2つの値の範囲以内にあるかを判定します。対象値 BETWEEN 最低値 AND 最大値対象値には式やフィールド名を指定します。 次の例では、顧客テーブル(customer)から、[年齢(age)]フィールドの値が40から55までのレコードを選択しています。上記のとおり、BETWEEN演算子は~以上、~以下の範囲をとるので、指定した境界値も含みます。簡単に境界値を含まない~未満、~超を実現するには、超の値に+1、未満の値に-1を加えるとよいでしょう。IN演算子は対象の値が指定した値のリストの中にあるかを判定します。対象値 IN(値, 値, ...)対象値には式やフィールド名を指定します。 次の例では、顧客テーブル(customer)から、[年齢(age)]フィールドの値が28、38、48の行を選択しています。否定のNOT演算子を使って、指定した以外の値を持ったレコードを選択することもできます。NULLは特殊な値で、通常の値のように比較演算子や論理演算子を使ってNULLを検索することができません。たとえば、顧客テーブル(customer)の[メールアドレス(email)]フィールドの値がNULLのレコードを検索する際、下記のようなSQL文では正しい結果を得ることができません。NULLを検索する際は、ISNULLの否定形にはNOTを使います。同じ年齢(不確定)のレコードを取得する方法を教えていただきたいです。宜しくお願いします。[…] WHERE statement reference site […] WHERE文の参考サイト リズムファクトリーはホームページの制作会社です。 「group by」とは 「group by」の使い方 「where」で集計【前】を絞ろう SQLでif文のような条件分岐を行いたいならcase文. 方法はwhere句の条件にcase whenを使用して、条件分岐を行います。 1.テーブルとデータの準備. sqlでifを使わずに条件分岐する. with句を使えば1つの副問い合わせ(sql)を複数の箇所で使いまわすことができます。. Oracleのビュー(VIEW)Oracleのビューはテーブルを整形できる便利なオブジェクトです。そしてテーブルと同じように使用することができます。ただし、テーブルのようにデータを保持しているわけではありません。ビューはあくまで疑似テーブル OR ALTEROR ALTER適用対象: Azure SQL データベースAzure SQL Database および SQL ServerSQL Server (SQL Server 2016 (13.x)SQL Server 2016 (13.x) SP1 以降)。Applies to: Azure SQL データベースAzure SQL Database and SQL ServerSQL Server (starting with SQL Server 2016 (13.x)SQL Server 2016 (13.x) SP1).ビューが既に存在する場合にのみ、条件付きでビューを変更します。Conditionally alters the view only if it already exists.schema_nameschema_nameビューが所属するスキーマの名前を指定しま … sqlでviewを作成し、そのviewに対してselect文を書くときに、そのviewに対してwhere句をつけるのは、パフォーマンスを必ず下げることになるのでしょうか?勝手な認識ですが、viewにwhere句をつけると遅くなる場合があると聞きました。vie ビュー (Views) はヴァーチャルテーブルと見られます。テーブルとの相違点は、テーブルの中にデータが実際に保存されているが、ビューはテーブルの上に作られた構造で、データが実際に保存されていないのです。 ところが、sql文の中でも条件分岐を実現できます。case式を使うのですが、最初に知ったときは感動しました。プログラムのif文とsqlのcase式、使い分けることで全体的にコードをスッキリさせることができます。 case式とは みなさんこんにちは。フリーランスプログラマーのsatoです。 今回は、グループ化を行う「group by」句について見てきましょう。 これを使いこなせれば、種類ごとに集計をかけることが簡単にできるようになりますよ! sqlに関してよくある「結合条件と抽出条件の間違い」の例をご紹介します。まずは次の例題を考えてみてください。 求める結果は、次の通りです。 この問題についてのよくある間違いにこのようなパターンがあります。 正しくは次の通り。
2018/5/82019/5/20こんにちは!システムエンジニアのオオイシです。SQLのWHERE句をご存知でしょうか?WHERE句を使えるようになると、データベースに保存された大量データの中からレコードを検索することが可能になります。WHERE句の使い方を知りたい!と考えている人のためにこの記事では、などの基本的な解説から応用的な使い方関しても解説していきます。今回はそんなWHERE句の使い方をわかりやすく解説します!この記事の目次WHERE句とは、テーブルデータの検索条件を指定するためのSQL構文です。WHERE句を使う目的は、データの検索対象をしぼりこむためにSELECT文と組み合わせたり、データの更新対象を指定するためにUPDATE文と組み合わせて使います。SELECT文と組み合わせた場合の構文は次のとおりです。検索条件の詳しい書き方については、次項で詳しく説明していきますので、ぜひ読み進めてみてください。なお、SQL開発環境や本記事で扱うサンプルデータの準備方法については、こちらで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください!データの検索条件を指定するために使う演算子の一覧です。これらの演算子を使って、WHERE句のサンプルコードの実行例をみていきましょう。emp_no(従業員番号)が10003以下のデータを抽出するSQLは次のとおりです。実行前:実行後:このように10003以下のデータを検索することができました。カンタンにテーブルデータを検索できることが理解いただけたと思います!つづいて、WHERE句をもっと便利に使うことができるの応用的な演算子の使い方についてみていきます。まずは、一覧表にまとめてみました。具体的なサンプルコードについては次項で詳しく解説してします!AND演算子の使い方を理解していただくために、実行結果:このように2つの条件を満たすデータを検索することができました。OR演算子の使い方を理解していただくために、実行結果:このようにemp_no(従業員番号)が10001 または 10003 のデータを検索することができました。BETWEEN演算子の使い方を理解していただくために、実行結果:このようにBETWEEN条件で簡単に範囲指定することができました。なお、次のように基本的な演算子を使っても同じように記述することができます。BETWEENを使った方が直感的でわかりやすいですね。IN演算子の使い方を理解していただくために、実行結果:LIKE演算子の使い方を理解していただくために、また、文字列中の「%」や「_」は、実行結果:このように、文字列の部分一致で検索することが出来ました。いかかでしたか?今回はSQLのWHERE句について解説しました。WHERE句はテーブルデータの検索条件を指定するSQLの構文です。WHERE句を使えるようになると、データベースに保存された大量データの中からレコードを検索することが可能になるので、ぜひ活用してください。そして、WHERE句の忘れてしまったらこの記事を確認してくださいね!システムエンジニア歴15年のオオイシです!好物は Java と Ruby。プログラミング、システムアーキテクトからマネジメントに到るまでなんでも食べます。あなたにぴったりなプログラミング学習プランを無料で診断!プログラミング学習やキャリアのお悩み、お気軽にご相談ください。2018/9/252019/4/252018/12/62019/6/262019/10/292019/11/212018/9/182019/4/232018/12/232019/5/222018/12/272019/6/13©Samurai, Inc. All Rights Reserved.