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次世代カルテットのトップランナー、エベーヌ四重奏団のベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集が登場。2019年4月から2020年1月にかけて行ったワールド・ツアーでの公演をライヴ録音したもので、第9、13番、大フーガは東京公演の際の録音です。 27,083 views; B!

このLPレコードで演奏しているウィーン・フィルハーモニー弦楽四重奏団は、ウィリー・ボスコフスキー(1909年―1991年)をはじめとして、当時のウィーン・フィルの首席奏者達による、ウィーン弦楽派の最高峰に位置する弦楽四重奏団であり、ヴォルフガング・シュナイダーハン(1915年―2002年)やワルター・バリリ(1921年生まれ)という歴代のコンサートマスターによるムジーク・フェライン弦楽四重奏団のメンバーを引き継いだ弦楽四重奏団でもあった。このLPレコードでの曲は、シューベルト:弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」と弦楽四重奏曲第10番の組み合わせだ。有名な弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」は、シューベルトがマティアス・クラウディウスの詩に作曲した歌曲「死と乙女」が採用されていることで広く知られている。作曲は、1824年に着手され、完成は1826年とシューベルトとしては時間を掛けた作品。それだけに霊感に飛んでいると同時に、十分な推敲がなされ、あたかもベートーヴェンの弦楽四重奏曲を思わせるような深みと迫力を備えた作品に仕上がっている。一方、弦楽四重奏曲第10番は、1813年に完成した曲。シューベルトの家では、父親のチェロ、兄二人のヴァイオリン、そしてシューベルト自身のヴィオラによって弦楽四重奏曲を演奏して楽しんでいたという。特別に目立つ曲ではないが、このLPレコードのライナーノートで小林利之氏は、「少年時代のシューベルトらしい、伸びやかなメロディーと簡素なスタイルは見逃せない」と書いているように、健康的で明るいシューベルト像がそこにはある。このLPレコードにおけるウィーン・フィルハーモニー弦楽四重奏団の演奏は、弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」については、繊細この上ない演奏に終始している。一般的に「死と乙女」の演奏は、どのカルテットも力が入るものであるが、ここでの同四重奏団よる演奏は、通常とは真逆の道を行く。これは、この曲の持つ抒情的な面をことさら強調することによって、新しい「死と乙女」像をつくり出そうとする狙いがあったのかもしれない。デリケートで傷つきやすい「死と乙女」像がそこには出来上がっており、私なぞ「こんな演奏もあるんだ」と感じ入った次第。一方、第10番の演奏については、家庭的で明るく、伸び伸びとした演奏を聴かせ、若き日のシューベルトの残像を追い求めるような演奏内容となっている。(LPC)バルトーク(1881年―1945年)は、全部で6曲の弦楽四重奏曲を作曲している。最初の第1番が1909年の作で27歳の時、そして最後の第6番が1939年の作で58歳の時と、生涯を通して作曲されたことが分る。そして、その内容は、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲に匹敵する高みに達した曲として、現在高く評価されている。これは、思索的な深さ、発想の独自性、技術的な完成度の高さのどれをとっても、近代の弦楽四重奏曲の白眉であることを指しているわけである。第1番は、ドイツ・ロマン派的な傾向と民俗音楽が融合しており、美しい旋律に満ちているが、ある意味では、ドイツ・ロマン派の影響からまだ抜け出していない作品と言える。第2番は、シェーンベルクの無調音楽の影響も見ることができ、バルトークの作風の転換を示す過渡的な作品。第3番は、単一楽章からなり、対位法による打楽器的な演奏が要求され、感情を作品中に反映させる表現主義に基づいた作品。第4番は、その構成の緻密さ、有機的な統一性においてベートーヴェンの弦楽四重奏曲にもなぞらえる作品で、荒々しいリズムと不協和な和声とを、より先鋭化する特殊奏法が駆使され、演奏技巧上、弦楽四重奏曲中屈指の難曲とされている。そして今回のLPレコードに収納された晩年の第5番、第6番へと続く。第5番は、全部で5つの楽章からなり、それまでの難解な表現主義的な傾向を捨て去り、再びロマン派的な作風への回帰が見られる作品。簡潔な分かりやすさ、調性感の明確さが際立つ。第6番は、母の死により、全体がメスト(悲しげに)と指定された曲で、悲しげな感情を通し、バルトークの人間性が結実した精神性に富んだ曲。知的なものと情緒的なものが新しい平衡感覚をつくり上げている。このLPレコードでのバルトーク弦楽四重奏団による第5番/第6番の演奏は、緻密であると同時に、精神的に深く掘り下げられた内容を持ち、さらに躍動感溢れた内容となっており、ともすれば難解なバルトークの弦楽四重奏曲の世界を、リスナーに分りやすく演奏しており、非常に好感が持てる。バルトーク弦楽四重奏団は、ハンガリーの首都ブタペストのリスト・フェレンツ音楽院の卒業生をメンバーにより、1957年結成された。「バルトーク」という名称が付けられたのは、バルトーク:弦楽四重奏曲の演奏における素晴らしい功績が認められ、バルトーク未亡人およびハンガリー政府から贈られたもの。(LPC)バリリ弦楽四重奏団は、若きウィーン・フィルのコンサートマスターのワルター・バリリ(1921年生まれ)を中心に1945年に結成された。1950年代末に解散するまでの間、ウィーンコンツェルトハウス弦楽四重奏団とともに、当時のウィーンを代表する弦楽四重奏団として活躍した。特に、ベートーヴェン、モーツァルト、シューベルトなどの演奏において定評があった。途中、ヴィオラ奏者とチェロ奏者は交代したが、第1ヴァイオリンのワルター・バリリと第2ヴァイオリンのオットー・シュトラッサーは、解散するまで変更はなかった。その演奏内容は、常に安定しており、しかも、重厚な中にもウィーン情緒が込められたものとなっており、当時、日本の多くのファンの心を掴んでいたものだ。 ベートーヴェンは、弦楽四重奏曲を「大フーガ」を含めて全部で17曲を作曲したが、これらの創作期は次の4つに集約される。第1期(1798年~1800年、op.18の6曲)、第2期(1805年~1806年、op.59の3曲)、第3期(1809年~1810年、op.74、95)、第4期(1824年~1826年、op.127、130~133、135)。このLPレコードに収められた弦楽四重奏曲第8番は、第2期の1806年に作曲された曲。第2期は、ベートーヴェンの創作力が爆発的に発揮された時期に当る。3曲はロシア大使のラズモフスキー伯爵の依頼によって作曲されたため、“ラズモフスキー四重奏曲”と呼ばれており、このLPレコードに収録された弦楽四重奏曲第8番は「ラズモフスキー第2番」と名付けられている。この第2番は、他の2曲に比べて規模は比較的小さいものの、それでもこれまでの弦楽四重奏曲のイメージを大きく塗り替えるような豊かな広がりと、室内楽を越えるような力強い表現力が特に印象に残る。第1楽章はソナタ形式、第2楽章はモルト・アダージョ、第3楽章はロシア民謡がフーガ的手法で処理され、第4楽章はプレストで、ロンド・ソナタ形式。そんな曲をバリリ弦楽四重奏団は、深みのあるバネのような強靭さで、しかも、優雅さを少しも損なわずに、とうとうと流れるように演奏して、ベートーヴェンが新たに切り開いた弦楽四重奏曲の世界を描き切って、見事と言うほかない。「大フーガ」も、4人の息がぴたりと合い、豊かな弦の響きと完璧なその演奏技法に、リスナーは思わず引き込まれそうになるほど。(LPC)録音:1965年8月11日~24日、Vevey TheatreLP:ビクター音楽産業(ΣRATO) ERA‐2056(STU‐70398)このLPレコードでドビュッシーとラヴェルの弦楽四重奏曲を演奏しているイタリア四重奏団は、1945年にデビューし、1980年に解散した弦楽四重奏団。全盛期には“黄金のかがやき”と評され、そのはつらつとした弦の音色は、他の弦楽四重奏団には決して求められない魅力を秘めていた。明快にして息の合った絶妙なアンサンブルに加え、現代的でいて、しかもイタリアの室内楽団らしく、歌ごころを常に宿していた。その実力は、世界第一流のカルテットとしての評価を定着させ、世界各地の音楽祭にもしばしば招かれて花を添えていた。そのレパートリーは幅広く、この分野におけるほとんどすべてにわっている。その結果、ベートーヴェン、モーツァルト、シューマン、ブラームス、ウェーベルンの弦楽四重奏曲の全曲録音を完成させている。そんなイタリア弦楽四重奏団が、このLPレコードにおいては、ドビュッシーとラヴェルの弦楽四重奏曲を演奏している。これらの2曲は、当時一世を風靡していたワグナーのドイツロマン派音楽に対するアンチテーゼとも言うべき曲であり、ドビュッシーとラヴェルのフランス音楽への強烈なメッセージが込められている作品だ。2曲とも、どことなく水墨画を思い出させるつくりとなっており、限りなく幽玄で繊細な世界へとリスナーを導く。ドビュッシー:弦楽四重奏曲は、丁度「牧神の午後への前奏曲」と同じ頃の1893年に作曲された。ドビュッシーが書いた室内楽作品は、極めて少なく、このLPレコードに収められた弦楽四重奏のほかは、晩年に書き遺した3曲のソナタがあるだけである。一方、ラヴェル:弦楽四重奏曲は、1902年から翌年にかけて作曲され、1904年にパリで初演されている。弦楽四重奏曲だけとると、ラヴェルの曲は、ドビュッシーの後となるが、ピアノ曲としてのフランス印象派音楽としてのの作曲では、ラヴェルはドビュッシーに先駆け、「水のたわむれ」(1901年)を書いている。弦楽四重奏曲においては、ドビュッシーが幽玄さに徹しているのに対し、ラヴェルは、理性と典雅さが勝ったような作風に仕上がっている。知的な作品ではあるが、同時に表情が生き生きとしていて、情熱の高まりにも、抒情のふくらみにも不足はない。イタリア弦楽四重奏団は、フランス印象派音楽を象徴するかのようなこれらの2曲を、実にしっとりとした味わいと同時に、明快さも加味させて、全体を説得力のあるものに仕上げている。(LPC)LP:日本フォノグラフ(フィリップスレコード)13PC‐11(835 361 LY)

弦楽四重奏(げんがくしじゅうそう)は、ヴァイオリン属4本の楽器からなる合奏形態を指す。 主に2本のヴァイオリン、1本ずつのヴィオラ、チェロによって構成される。

ドビュッシー & ラヴェル:弦楽四重奏曲集(クラシック・マスターズ)が交響曲・管弦楽曲・協奏曲ストアでいつでもお買い得。当日お急ぎ便対象商品は、当日お届け可能です。アマゾン配送商品は、通常配送無料(一部除く)。 バリリ弦楽四重奏団(Barylli Quartet) ... クラシックレコード専門店Silent Tone Record(サイレント・トーン・レコード)では1950~1970年代のフランス、イギリスのオリジナル盤を中心に取り揃えており … そして上図の箇所で、束の間の悲愴感。いやはや、この曲の分裂気質的な感情の変転を見事なまでに表現しきっていますが、それを鋭角的に鳴らすのではなく、大きな起伏とともに、最後は豪快な楽聖の大笑いで締め括るような「人間的表情」を感じさせるところにジュリアード弦楽四重奏団の凄さを感じました。さて、この演奏で一番面白いのは曲後半からの構成力です。マーラーの「第3交響曲」と近似性を持つ神秘的なアダージォでは慎重に慎重にテンポが前進し、呼吸の深い音楽が作り上げられていく。そして謎めいた終楽章がそれまでの神聖さを打ち消すように悲愴さを訴えたかと思うと、またもや一転。今度は「冗談、冗談」とばかりに剽軽な顔をもたげだすのです。ただし、私がそういう文章を目にしたのが80年代の終わり頃で、すでにアルバン・ベルク四重奏団やタカーチ弦楽四重奏団、フィッツウイリアムス弦楽四重奏団といった猛者たちが「レコード芸術」を賑わせていたので、吉田氏の激賞がややピンとこなかったのは事実です。また、なぜか長きにわたって、ジュリアード弦楽四重奏団のリマスターCDそのものが、あまり田舎のレコード店で見かけることがなかったため、吉田さんの絶賛を確かめる術もなかったのです。吉田秀和(1913年 – 2012年)さんという高名な音楽評論家がいました。とは言え、今日改めてこのジュリアードの演奏を聴いてみると、巧いのは確かなのですが、当時言われていたような「冷たさ」を感じるところは少なく、むしろ情感豊かな演奏に聴こえないこともない。また、中高年のクラシックファンなら、入門書として吉田氏の著作である「LP300選」、「世界の指揮者」、「世界のピアニスト」は必携だったと思います。私もボロボロになったこれらの本を今でも大切に持っています。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95『セリオーソ』がその一つの例です。第1楽章は、びっくりするほどテンションの高い演奏に仕上がっていて、特にコーダの盛り上がりはPOP調と言っても良いくらい。あと録音のバランスもあるのでしょうが、4つの楽器が対等に張り合っているのが手に取るように分かる演奏になっています。それが2020年になって、とうとうジュリアード弦楽四重奏団によるベートーヴェンの全集が素晴らしいリマスターで再発売されることとなり、吉田さんのかつての驚きをファンが分かち合える時がやって来たのです。たしかに、タワーレコードさんのサイトなどでジュリアード弦楽四重奏団のベートーヴェン全集は何度かリマスターされてきたのは確認できますが、ジャケットの地味さや音質改善がいまいちだったため、あまり評判になった記憶はありません。この室内楽団は、作曲家として有名なウィリアム・シューマン(1910年 – 1992年。当時のジュリアード音楽院の学長)の提唱により、1946年、結成されました。初期メンバーはジュリアード音楽院の学生ではなく、教授たちでした。特に1960年代のマン、コーエン、ヒリヤー、アダム時代の鉄壁のアンサンブル、超絶技巧ぶりは伝説となり、それまでノイエ・ザッハリヒカイトの代表格であったブタペスト四重奏団を主役の座から引き摺り下ろしたほどです。また、バリリ四重奏団やウィーン・コンツェルトハウス四重奏団のような牧歌的でのどかな室内楽団たちがもはや存在意義を失うほど、彼らの登場は楽壇に衝撃を与えたのでした。第14番嬰ハ短調も、冒頭の孤高の音楽をしみじみと歌い上げるところが意外。何より中低域を支えるヴィオラとチェロが非常に良い仕事をしていますね。あと、たった11小節しかない第3楽章で流麗に旋律を弾きこなすマンのテクニックの凄いこと!全集をひととおり聴いてみて、本当によく考えられた、突き詰められた演奏だと感心しますが、それがメカニック至上主義ではなく、ロマン的な解釈とは対照的な表現で「人間・ベートーヴェンの素顔」を炙り出しているところに、むしろこの全集の価値があると言えます。ぜひ、ジュリアードの演奏という先入観を捨ててお聴きになってみてください。彼らはシェーンベルクやバルトーク、カーターなど、それまでの弦楽四重奏団が技術的困難を理由に敬遠していた曲を積極的に取り上げ、やすやすと弾きこなしていきます。また、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトの演奏において従来行われていたロマンティックな解釈を排し、構造的な革新性を明らかにするようなメカニックな演奏を披露し、聴衆を圧倒します。順序が逆になりましたが、ここでジュリアード弦楽四重奏団とはどういう団体なのか。改めて説明しておきたいと思います。第16番は、初めて聴いた人はウィーンの楽団の演奏と錯覚するかもしれません。それくらい二つのヴァイオリンの音色が魅惑的で、全体的に暖かいサウンドになっています。そんな人物だけに、彼から嫌われた演奏家はおしまいだったのではないかと懸念してしまいますが、例えば好みの激しい宇野さんとは違い、わりとフラットに「良いと思った演奏」は褒め、「これはいけないと思った演奏」はお気に入りのアーティストであってもバッサリと切り捨てるのが常でした。上記「世界の指揮者」でも、いつもはよく褒めるカール・ベームのことをひどく貶しています(人間性にまで言及しているほどです)し、逆にグールドの例に見られるように、世間が懐疑的であったり、まだ無名である若手の「光る演奏」に対しては、積極的な伝道者の立場であり続けました。例えば、モーツァルトの弦楽四重奏曲第19番「不協和音」ハ長調K 465のフィナーレ。この聴き古された名曲にはウィーン・コンツェルトハウス四重奏団による優美な演奏がありますが、速いテンポ、きびきびしたフレージングと言い、新しい時代のカルテットの登場をまざまざと感じさせます。わが国ではかつて、宇野功芳さん(1930年 – 2016年)や黒田恭一さん(1938年 – 2009年)といった数多くの名物批評家が筆を揮っていましたが、吉田翁は別格中の別格。クラシック・レコードの専門誌「レコード芸術」のトップに長期連載を持ち、NHK-FMでは「名曲のたのしみ」という番組のDJを何と40年にわたっておひとりで担当していました。そんな吉田さんが徹底して褒めていたのが、本日ご紹介するジュリアード弦楽四重奏団です。とかく、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲が大好きな吉田さんが同曲群を採り上げるたびに、その参照レコードとして用いていたのがジュリアードの旧全集で、しょっちゅうスコアを転載しながら、「ここをこうやるジュリアードはすごい」と絶賛していました。それだけ、クラシックの「演奏」ではなく「評論」の部分で吉田秀和さんは大きな影響力を持ち、またひとつの文芸ジャンルとして確立させた大功労者であったと思います。 33ポイント(1%) 明日中7/22 までにお届け. 弦楽四重奏とは… 以下は(クラシックの)弦楽四重奏曲がどのようなものか簡単に説明します。 使われる楽器.

「室内楽曲(弦楽四重奏曲)」のブログ記事一覧です。嘗てのクラシック音楽の名演奏家達の貴重な演奏がぎっしりと収録されたLPレコードから私の愛聴盤を紹介します。【★クラシック音楽lpレコードファン倶楽部(lpc)★クラシック音楽研究者 蔵 志津久】

弦楽四重奏(げんがくしじゅうそう)は、ヴァイオリン属4本の楽器からなる合奏形態を指す。主に2本のヴァイオリン、1本ずつのヴィオラ、チェロによって構成される。 弦楽四重奏はヴァイオリン2挺(1st+2nd)、ヴィオラ1挺、チェロ1挺で演奏されます。 それぞれがおおよそ歌でいうソプラノ、アルト、テノール、バスの音域を担当します。 【クラシック音楽】弦楽四重奏オススメの名曲5選.

コンサートで弾く弦楽四重奏 ポピュラー&クラシック ~ニュー・シネマ・パラダイス~ 島津秀雄 .