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第43回日本アカデミー賞15部門の各優秀賞が15日、都内で発表され、優秀作品賞は「キングダム」「新聞記者」「翔んで埼玉」「閉鎖病棟-それぞれの朝-」「蜜蜂と遠雷」の 5本に決まった。 2020年上半期に見逃していない? 観るべき洋画の評論家鼎談(Lmaga.jp 関西のニュース)今年は新型コロナウイルスの影響で、映画館の休業や公開延期など、新作を観る機会が失われてしまっていた上半期。上映された作品… ベン・アフレック製作・監督・主演の「アルゴ」(原題 Argo)が第85回アカデミー賞で作品賞、脚色賞、編集賞の3部門を受賞。 ベン・アフレックは監督賞にはノミネートされないという意外なノミネーションだっただけに、作品賞での受賞のスピーチでは感極まっていたのが印象的でした。 それが今も生きているんですね。そして『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』の若草姉妹の四女役だったフローレンス・ピューが主演したヒット作が、アリ・アスター監督『ミッドサマー』。これは年間ベスト級です」斉藤「しっかりヒットしたからね。うちの高校生の娘に今、何が流行っているか聞いたら『ジョーカー』(2019年)と、『ミッドサマー』だってさ。素晴らしいよねぇ。それをみんな観に行くと・・・健全におかしいという(笑)」田辺「スウェーデンの奇祭へ向かう若者たちが序盤にキマっちゃって、そのあとも謎のジュースを飲まされたりという話ですもんね。で、画面のどこかが歪んだり揺らいだりしているんですよね。画がトリップしている。構図もすごく整理されていて、かつ統制的で。食事をとるシーンとかまさに。だから揺らぎとかそういう違和感が効いてくる」斉藤「アリ・アスター監督の『ヘレディタリー/継承』(2018年)を観たときに、スタンリー・キューブリックだなって思ったからさ、それに近いよね。とにかく頭のなかでかなり作りこんでいて、それをしっかり画にしている感じがする。即興性がなさそう」田辺「セットというかロケーションを見ても一切隙がない」斉藤「音も編集もとにかく隙がない。話としては、元ネタは間違いなく『ウィッカーマン』(1973年)。奇祭のあたりは民俗学的ウンチクをリミックスして。アカデミー賞でもさ、オープニングでノミネートもされてないのにフローレンス・ピューの衣装で踊る場面があったりさ。それくらいみんなの脳裏に刻まれて、誰もが大好きな作品なんだよね」「『映画を作る人間はみんなこうだよ』って、感じられる」(春岡)春岡「俺はあと『フォードvsフェラーリ』だな。ありきたりだけどあの親子がサーキットへ行ってさ、ずっと引きで撮られているんだけど、『このサーキットがすごいんだ』と言われた日には、「そうだよね、男の夢だよね」って思っちゃったよ!」斉藤「ジェームズ・マンゴールド監督はアウトサイダーを描かせたら随一。爆音もすばらしくってさ、あのエクゾーストノイズが! 劇中のホットロッドミュージックも良くって。っていうか、タイトルは実は嘘で『フォードvsフォード』な話なんだけどね。首脳陣vsアウトサイダーというか」春岡「レースシーンも心震えたよ。『栄光のル・マン』(1971年)もそうだけど、ああいうレースシーンが嫌いな男の子はいないんじゃないの?」斉藤「いやぁ、燃えた! それとテレンス・マリック監督の『名もなき生涯』。マリックの作品は最近、ナショナルジオグラフィックみたいな映画になっていて、判るんだけどちょっと違うなと思っていた。でも今回は、ナチに徹底的に反抗した男の話。スタイルは最近のマリックなんだけど、基本的にはずっと移動していて、法廷シーンなんかはちゃんとフィックスで撮り、カメラとモノローグだけで2時間半を見せ切る」田辺「あと、今年で触れておきたいのは『レ・ミゼラブル』。土地が抱える問題のことを分かっていたら、ドラマ的には決して新しくない。ただ、少年が飛ばすドローンが出来事を目撃していく撮影の巧みさに驚いた。マンションの屋上を駆け回って逃げる場面のカメラワークとか」斉藤「そうそう、撮影のセンスが本当に良い。アメリカンニューシネマ的なバディムービーとしても普通に面白い映画だし、サーカス団が出てきて話が弾んでいくところとか機知に富んでいる。そうなんだけどさ、でも結末を濁しちゃったのが残念なんだよ。あれを投げ出したらダメ。そこで星を1つ、2つは落としちゃった」春岡「ドキュメンタリータッチなところもあって、今のフランスのあの地域の問題はこうなっているんだというのが分かるし、キツさも伝わって、編集も良かっただけに、『最後はちゃんとやれよ!』と。勝っても負けてもいいからちゃんと決着させて、あとは観た人が判断すれば良い。そこを濁したのがダメよ。すげぇおもしろかったのにさ」斉藤「『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』も、テリー・ギリアム作品として久しぶりに鬼気迫ってた。虚実皮膜で無茶苦茶なのが楽しい。今までこれを映画化するにあたって生じた理不尽な災厄とか、『バロン』(1988年)や『未来世紀ブラジル』(1985年)製作時の恨み辛みとか、結局全部入れちゃったみたいな(笑)。ま、当然それだけじゃないけど、ギリアムの行き着いた果てみたいなぶっ壊れようで」春岡「物語自体、ロマンティシズムの要素があるじゃん。見果てぬ夢みたいな。ギリアムを見ていると、「映画を作る人間はみんなこうだよ」ということを、感じられる人は感じられる(笑)。俺はほかに『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』が意外に楽しめたな」田辺「結構作品があがりましたが、ほかに外せない映画はありますか?」斉藤「『ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密』は珍しく純粋推理劇を完璧に成立させていたよね。それと『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』。ダウン症の男の子がレスラーになるまでのロードムービー。涙なくして観られない。カメラワークも抜群。今までで最高のシャイア・ラブーフが観られる。ほかに『新喜劇王』、『人間の時間』、『在りし日の歌』あたり」春岡「俺は『黒い司法 0%からの奇跡』、『ハリエット』とかね」田辺「上半期のベストワンですが『ジョジョ・ラビット』もすごかったけど、驚きの度合いでいくと『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』ですかね。『ミッドサマー』は思い切って外して、『フォードvsフェラーリ』が入った方が刺激的な感じがします。結局、コロナでいろいろあったけど3人とも何だかんだでいろいろ観てますね(笑)」FacebookやTwitterでもチェック!06時15分更新 アカデミー賞の行方を占う前哨戦の1つ、第76回ゴールデン・グローブ賞のノミネート作品が現地時間12月6日に発表され、外国語映画賞に是枝裕和監督の『万引き家族』、アニメーション映画賞に細田守監督の『未来のミライ』がノミネートされた。 しっかし山崎ヲタがここまで新木優子を欲してる理由は土屋さんの存在があるんだろうなw 山崎賢人の彼女である土屋太鳳の存在を消したくて、 新木優子とのガセ目撃情報たった一つでさえ食いつくw
アカデミー賞の行方を占う前哨戦の1つ、第76回ゴールデン・グローブ賞のノミネート作品が現地時間12月6日に発表され、外国語映画賞に是枝裕和監督の『万引き家族』、アニメーション映画賞に細田守監督の『未来のミライ』がノミネートされた。
dメニューニュースを適切に表示するために、JavaScript設定をONにしてご利用ください。今年は新型コロナウイルスの影響で、映画館の休業や公開延期など、新作を観る機会が失われてしまっていた上半期。上映された作品数は少なかったかもしれないが、観ておくべき作品は多数。数々の映画メディアで活躍し、本サイトの映画ブレーンである評論家 ── 春岡勇二、ミルクマン斉藤、田辺ユウキの3人が、「ホントにおもしろかった映画はどれ?」をテーマに好き勝手に放言。今年、見逃したくない2020年・上半期公開の外国語映画を厳選しました。文・編集/田辺ユウキ「ポン・ジュノ映画の見慣れた手法が多く、驚きは・・・」(田辺)田辺「劇場公開も延期され、マスコミ試写もなくなり・・・という状況だったので、各配信サービスのオリジナル映画を自宅で観ていたんですけど、そのなかでもNetflixの『アンカット・ダイヤモンド』がメッチャおもしろかったです」斉藤「アダム・サンドラーって今やNetflix俳優だよな?」田辺「コメディアンでもあり、脚本家でもある彼らしい芝居でありながら、でも新味もあるという。金目のものはすぐに質屋に入れたりして、横流しの果てに人生が詰んじゃってる男なんですけど。で、アダム・サンドラーがことあるごとにボッコボコにされちゃうんですよね(笑)」斉藤「アダム・サンドラーはほかにも『マーダー・ミステリー』が上半期に当たっているし、本当に大した映画作家だよ。あと上半期のトピックスはアカデミー賞作品賞、監督賞の『パラサイト 半地下の家族』か。内容は確かにおもしろい。だけど、ポンちゃん(ポン・ジュノ監督)のベストワークではないよね。カンヌ映画祭でも、『殺人の追憶』の時点でパルムドールを獲って当たり前なのに、遅いよ」春岡「そうなんだよ。『殺人の追憶』(2003年)か、もしくは遅くとも『母なる証明』(2009年)なんだよね。『殺人の追憶』はクエンティン・タランティーノも当時のベストワンだって言い続けていたし」斉藤「すでにデビュー作の『ほえる犬は噛まない』(2000年)から映画史に残る監督になるかも、って天才を感じさせたしなあ。そんなポン・ジュノにしては、『パラサイト』はちょっと図式的かな」田辺「パーティでの混乱シーンも『グエムル 漢江の怪物』(2006年)などでやっている画づくりだったり、ポン・ジュノ映画の見慣れた手法が多いので、とてもおもしろいけど、驚きではないんですよね」斉藤「そうそう。階級闘争の話は『スノーピアサー』(2013年)でやっていてね。あれはJ.G.バラードの小説『ハイ・ライズ』(1975年)だと俺は思っているのよ。あっちは格差が縦に伸びる話だけど、『スノーピアサー』はそれを横にした内容で」春岡「『パラサイト』では、ヒエラルキーの話を階段や地下も含めてやった。でもその前に『スノーピアサー』でフラットな一列の状態ですでに描いていた。で、棲みついた豪邸の地下に降りたら主人公家族と同じような人たちがいて、同病相憐れむ状態というか、弱い人間たちが骨肉相食むみたいななかで闘ってしまう。その苦しさなんだよね」斉藤「『グエムル』も完全に反米闘争の学生運動の物語だった。そういうところも踏襲している。なんだかんだ言って、ジャンル映画のなかに落とし込むことがやっぱり映画のおもしろさだって言うことを一番分かっているんだよね。そうしないと誰にも通じないし、そんなイデオロギーの話をやってもつまんねぇじゃんって」春岡「おもしろい映画としてやったけど、実はイデオロギー映画で、全然それで良いんだって」斉藤「『パラサイト』でいうと、美術とあの家屋の設計はお見事だった。1階の本棚の真ん中にラックホールのような謎の空間があってね。1階の窓の向こうには、子どもが巣ごもりするテントが張っていて・・・」田辺「その灯りで、夫婦がセックスをおっぱじめるという(笑)そんな『パラサイト』と同じように壁裏の住人が登場する傑作が、『ジョジョ・ラビット』ですよね」「ヒトラーとか目新しいネタではないけど、やっぱりセンス」(斉藤)斉藤「『ジョジョ・ラビット』は、いやぁ、素晴らしかった! タイカ・ワイティティ監督は日本ではマーベル映画の監督と思われてるでしょ?初期作は東京国際映画祭で1本上映されたくらいで。でも、どれも本当におもしろいのよ。今回のオタクの男の子と女の子の設定なんかも、彼の原点のような感じで変わってなくって」田辺「今回もそうですもんね。ヒトラーオタクの少年と、ユダヤの女の子。オープニングではビートルズ『抱きしめたい』のドイツ語版が流れるけど、ヒトラーという存在をまさにビートルズ的なアイドル/偶像の熱狂に重ねていく。そもそもビートルズってドイツですさまじい数のライブをやっていて、力をつけたバンドですし」斉藤「でも始まってしばらくは、ナチの時代の話じゃなくて、現代のネオナチ一家の話だと思ってた」田辺「そうなんですよ。だって、ビートルズが流れるワケですから、まさか世界大戦下の話だとは思わない。そしたら「あれ? これは違うぞ」って。その理由が、少年らにとってのポップスターの話なんだって分かって、なるほどと。ほかにも、ユダヤ人の女の子が「自由になったら外で踊りたい」と言って、いざそういう状況になったら、流れるのがデビット・ボウイの『ヒーローズ』のドイツ語版。物語との関連性も含めて選曲センスが良い」斉藤「衣装設計も抜群。特にスカーレット・ジョハンソンの衣装ね。その設計だけで悲劇とかを見せていく。本当に上級な映画なんですよ。ヒトラーとか決して目新しいネタではないけど、やっぱりセンスなんだよね」春岡「ユダヤ人の少女をかくまっていたとかも、一番ありきたりな手なんだけど、ナチスシンパな子どもを抱えるお母さんがそれをやっていて、その息子と少女と出会っちゃって、どんどん少年が心変わりしていくとか。そんなストーリー性は、俺は正直どうでも良いんだけどさ、でも映画としておもしろくできている」田辺「スカーレット・ジョハンソンが吊されているシーンのカットも、足だけでね。あの撮り方と描写は、悲しいシーンだけど品がある。しかもその前のシーンが賑やかだから、落差がね」春岡「役者でいえばサム・ロックウェルが泣かせる。『バイス』(2019年)のジョージ・ブッシュ大統領役も良かったけどさ。ジョジョを突き放すシーンも、全部状況が分かった上でやっていて、変わり者かと思いきや実は真っ当であり、大人な兵士なんだと。それが良かった」斉藤「タイカ・ワイティティは『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』(2015年)みたいなオタク的なパロディもいいんだけど、やっぱり『ジョジョ・ラビット』が本流。マーベルが見出したのは、彼のニュージーランド時代の作品。DVDでもいいからちゃんと出してほしいな」田辺「ニュージーランドといえば、出身のピーター・ジャクソン監督の戦争ドキュメンタリー『彼らは生きていた』もちょっと触れておきたいです。戦地へ向かう若者たちのメンタリティの変化。あとあの映像ですよ。正直、これを観たら『1917』は「うーん・・・」ってなりました」斉藤「そうなんだよ。ピーター・ジャクソンはもともとこういう手法が上手いよね。『光と闇の伝説 コリン・マッケンジー』(1996年)というフェイクドキュメンタリーも撮っていたけど、実は今回はそのテイストなんだよね」「監督賞にノミネートされないことは本当におかしい」(斉藤)田辺「あと、『パラサイト』を軸に話題を膨らませると、アカデミー賞でもっとライバルになるべきだった『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』。実はすごさではこちらが優っていたという! 特に終盤は声が出るくらいびっくりした。俗に言う『第四の壁を破る』ってやつで・・・」斉藤「これって、メタ構造なんや!ってなったよな。女性が自立するには何より経済的自立が重要とか、出版についてもとことん印税率にこだわってみせたりして。『若草物語』のジョーは原作者ルイザ・メイ・オルコットがモデルなのは常識として、こちらもシアーシャ・ローナンがダブルイメージで演じてるのは理解するんだけど、いちばんロマンティックなシーンでオルコットがジョーを批判しはじめるんだよね」田辺「こっちに壁を越える?っていうやつですよね。あれを見たときに、そういうことなんだって」斉藤「あれ、びっくりするよなぁ? しかも、いちいち画が素晴らしい。クリスマスに若草の一家が貧しい家に料理を持っていくシーンの引きの画とか」春岡「隣の家の親子が窓から見ている、という視点にはびっくりした」斉藤「視点が多層的なんですよ。素晴らしい演出ばかり。グレタ・ガーウィグが監督賞にノミネートされないことは本当におかしい。傑作だよ」田辺「グレタ・ガーウィグ監督は前作『レディ・バード』(2017年)でも才気を感じたし、もともと女優としても『フランシス・ハ』(2012年)、『20センチュリー・ウーマン』(2016年)とかおもしろいことをずっとやってきた人でね。アカデミー賞に関してはポン・ジュノの印象が強すぎたけど、映画を観たら『こちらの方がトップ評価かも』と思えたりしますよね」春岡「役者でいえば、お母さん役のローラ・ダーン。『人間、善良でなくちゃいかんな』と久しぶりに思ったよ。善良な人は良いなぁって。『マリッジ・ストーリー』(2019年)もそうだけど、演技者としてすごいよ」斉藤「というか、みんないちいちやさしい。1949年のマーヴィン・ルロイ、1994年のウィノナ・ライダーの『若草物語』なんかも良いんだけど、こっちの『若草』がやっぱりすごい」春岡「そういえば原題は、原作通りの『Little Women』なんだけど、日本でいつから『若草物語』になったのか調べたんだよ。1868年に原作が書かれて、日本での初版が1909年。そのときは『小婦人』という題名だった。それが1933年にキャサリン・ヘップバーン主演で製作された映画が、翌1934年に日本公開されて、その邦題が『若草物語』なんだ。少女小説家の吉屋信子が日本語監修をしているので、彼女が名付け親らしい。それ以降、原作の訳本は何冊も出されているけど、みんな『若草物語』というタイトルになっている。映画の題名から派生したタイトルなんだよ」田辺「へー!