/ランニングネタ多め雑記ブログ© 2017 - ぐっさんのブログ引用をストックしました引用するにはまずログインしてください引用をストックできませんでした。再度お試しください限定公開記事のため引用できません。 今回エディーさんがコーチしたのは、東京都の強豪・目黒学院高校。エディーさんが指導するのは番組史上もっとも短い5日間で、最後の1日は練習試合なので実質4日間だった。4日間で足が速くなるはずもないし、技術が向上するわけでもない。
https://www.nikkansports.com/sports/news/201712310000195.html 当サイト内で使用している画像・動画の無断転載・複製は固く禁じます。 Copyrihgt(C)目黒学院ラグビーフットボール部 2018. この記事をシェアするNHKで放送されていた『奇跡のレッスン』ラグビー編、前・後編を観ました。『奇跡のレッスン』は各スポーツ界トップの指導者がコーチとなって、将来を担う子供たちに1週間に渡って指導をするドキュメンタリー番組です。今回は待ちに待ったラグビー編。自分の高校時代を思い出しながら観たんですが、高校生たちがうらやましくて仕方ありませんでした。※練習内容は映っていたもののみで正確ではありません今回のコーチは前回のラグビーW杯で日本を指揮し、強豪南アフリカを破る番狂わせを起こした立役者でもあるエディー・ジョーンズ。現イングランド代表HCであり、今年の年間最優秀コーチにも選ばれてた、まさに最強コーチです。エディーがこの番組のオファーを受けたのは、W杯での番狂わせが“奇跡ではないことを伝えるため”だったそうです。 そしてエディーが指導するのは東京・目黒学院ラグビー部。1959年創部で過去に5回全国制覇を成し遂げている古豪です。近年は低迷が続いていましたが、2013年の第93回全国高校ラグビー大会に22年ぶりに出場し、今春の選抜大会にも出場しています。部員たちの掲げる目標は「日本一」。しかし、春の選抜大会では優勝した桐蔭学園に惨敗。監督・コーチ陣はまだ足りないものがあると感じていたようです。 今回の指導は番組史上最短の5日間。最終日には専修大学の1~2年生主体メンバーとの試合を予定していました。果たしてどう変わるのか。→試合状況に即していないと指摘→ディフェンスのコミュニケーション不足この日は普段の練習を見学してからの指導でした。まずエディーが指導したのはディフェンスについて。練習を見てディフェンス、特にコミュニケーションに問題があると感じたからです。ここでまず、ディフェンスをする上で大事なのはと説明。番組内で特に口酸っぱく言っていたのがコミュニケーションについて。ただ声を張り上げるのではなく、“誰が誰をディフェンスするか”、“誰が外を見て誰が内を見るか”など、適切に声を掛け合うことが大切で、声があればそれがエナジーになり、プレーのスピードも上がると指導していました。 「声を出せ!」というのはどんなスポーツでも言われることだと思います。特にラグビーの場合、状況判断の連続なので適切なコールが重要になってきます。しかし、実際のところ、ほとんどはただ大声で叫んでいるだけです。(エディー曰く金曜の居酒屋状態)それはどういう声が必要なのか、なぜ声を出す必要があるのかわからないから。そういうところも瞬時に見抜いてわかりやすく説いていくエディーの洞察力と説得力はさすがだなと思いました。〇〇(映像は少ないですが、おそらく午前の復習)→攻撃が詰まったらターンオーバー2日目は5:30からのアーリーワークから始まりました。前日同様ディフェンスの練習が続きます。エディーは生徒たちができていない部分があるとすぐに練習を中断し、と具体的なアドバイスを送ります。 できない生徒には少し皮肉をきかせて指摘しつつと気持ちを盛り立てます。午後は朝の練習を復習(おそらく)してから試合形式の練習。エディーはチーム練習を90分以上行うことはないそうです。とにかく質を求める。この日もとことん走らせて、練習強度を上げていました。 エディーは番組内で「試合と練習で最も違うのストレスのかかり方で、それを克服するには練習からどれだけ試合に近づけられるかが重要だ」とも語っていました。 練習風景はなしこの日はエディーの講習会にカメラが付いて行っていました。集まったのは日本のトップの指導者たち。パナソニック、サントリー、慶応大学などのコーチ陣の姿がありました。映像を見るに、この講習会はなぜ日本が南アフリカに勝てたのか、コーチとしてどう指導していくべきか、みたいな内容だったと思います。 前回のW杯では9か月前には相手国の分析(得点パターンなど)を終え、どう戦うかを選手たちに落とし込んでいったそうです。指導者に必要なことは「しっかり分析して選手に理解させることだ」と語っていました。そして、世界一強いからといってオールブラックスを真似するのも意味がないとも。特徴(日本だったら小さいけど素早い)を生かすことが大事だと言っていました。 これで前編は終了です。2日目の午後あたりからエディーの細やかな指導のおかげで、どう声を出せばいいか、どう動けばいいかが明確になって、手ごたえを感じはじめている生徒もいるようでした。〇(ボールの取り合い、ボールを一度地面につけて味方にパス)〇→途中で数人入れ替えて活性化この日からはアタックの練習。アタックでも大事なのはコミュニケーションです。できていないと練習を中断して何度も指摘していました。さらに、などの具体的なアドバイスを送ります。この日は朝のアーリーワークからレギュラーチームと控えチームの差が浮き彫りに。レギュラーチームに比べて控えチームは声が少なく、どこか自信なさげな表情で練習していました。練習後エディーが控えチームに「午後からはもっとプレッシャーをかけろ」と声を掛ける場面もありました。 これはどのチームにもありがちで、僕も高校時代控えチームにいることが多かったので、この生徒たちの気持ちがわかるような気がします。“レギュラー>自分たち(控え)という思い込み”があったり、“この練習はレギュラーのためにあるんじゃないか”なんて思ったり。もちろんレギュラーになりたい気持ちはありますが、どこかで弱気になってしまうんですよね。でもチームを強くするためには控え組の強さも必要です。ということで、4日目の午後は試合形式の練習をしつつ控え組のメンタル改善も進めていました。まずは試合形式でレギュラーチームVS控えチームで行うことに。控えチームも円陣を組んで気合いを入れていましたが、ボールを欲しがる声が出ず、攻撃が上手くいきません。そこでエディーはレギュラーチームと控えチームを数人入れ替えます。すると控え組の動きがよくなり、積極性も出てきました。 控えチームのメンバーも適切な声を出してくれる仲間がいることで自分が何をすべきか明確になったのかもしれません。これがエディーの言う“声のエナジー”なのかもしれません。練習風景はなく試合のみ最終日となる5日目は専修大学の1~2年生主体のメンバーとの試合です。これまで適切なコミュニケーションを取る練習をしてきただけあって、トライを取られてもしっかり声を掛け合って修正できていました。ターンオーバーの時もフォローが素早く声を出してトライに繋げるなど成長の跡が見られました。 試合結果は、3トライ−2トライで目黒学院の勝利。負けるのが大嫌いなエディーも笑みを見せて喜んでいました。 これで5日間のレッスンは終了。このあと目黒学院は夏の菅平合宿で強豪校と練習試合をこなし、花園予選を勝ち抜いて4年ぶりの全国大会出場を決めました。年末から正月すぎにかけて行われる全国大会で目黒学院の生徒たちがどんな戦いを見せてくれるのか楽しみです。これでまた一つ正月の楽しみが増えました。スカパーならJSPORTSを視聴でき、高校ラグビーだけでなく大学生や社会人のプレーも見られるのでスカパーでのラグビー観戦もおすすめです。今なら無料で2週間試せるようので、12/27~1/8までの13日間開催予定の花園を見るにはちょうどいいですよ。※追記 今年からMBSのネット配信が始まり、全試合見られるようになっているので、そちらでの観戦もおすすめです。ちなみに目黒学院の初戦は12/30、14:30K.O。相手は長崎南山高校となっています。 今回エディーが指導していたこと自体に目新しいことはほぼなかったように思います。コミュニケーションのこともタックルのことも日本のほとんどの指導者は同じようなことを言っているはずです。じゃあ何が違うのか。一番は伝え方だと思います。エディーはどうやったら理解してもらえるかを一つ一つ突き詰めている感じがしました。声の出し方にしてもタックルにいく姿勢にしてもフォローの仕方にしても具体的なのでイメージしやすい。動きに迷いがなくなるのでプレーの精度も上がります。また、生徒への接し方も計算されていました。一人ひとり名前で呼んで、生徒をしっかり見てその生徒に合った接し方をしていたように思います。そうすることで生徒に自信を持たせ、マインドセットを変えていました。実際、この番組の最初は控え組だった2年生のPR岩上君はエディーの声かけで自信がつき、専修大学との練習試合ではスタメンに抜擢されました。この5日間で目黒学院の監督・コーチが驚くほどの成長を遂げていました。この番組でエディーの分析力や洞察力の一端が垣間見れておもしろかったです。 あとは、単なるラグビーファンとしての戯言ですが、エディーが日本に関わってくれることをありがたく感じました。現イングランド代表HCが忙しいスケジュールの合間を縫って日本の高校生を5日間指導し、そのうち1日は日本のトップレベルの指導者を指導している。イングランド代表のHCに就任しても日本に来たり(W杯の視察?)、日本代表にコメントしたりしていましたが、日本代表のHCを辞めても日本ラグビーの底上げのために力を貸してくれているということが嬉しかったです。 エディーは奥さんが日本人、ラグビー指導者として本格的にキャリアを始めたのも日本ということもあって、日本とは縁が深い部分があるので、これからも何かしらの形で関わってくれたなと思います。勢いで書いたらごちゃごちゃになりましたが、すごくいい番組でした。高校生はもちろん指導者にも気づきを与えてくれる番組だと思います。見逃した方は12/21(23:00~23:50)に前編、12/28(23:00~23:50)に後編の再放送がNHKのBS1であるようのでそちらでぜひ。※追記 2018年9月20日の22:00~から前編、27日の22:00か後編が放送されるようです。ちなみに今回の再放送は9月24日0:45~(前編)、10月1日0:45~(後編)となっています。また、いつ消されるかわかりませんが、YouTubeに前編・後編ともに動画が上がっているので、見逃した方はどうぞ。追記終わり。
お客様のブラウザはジャバスクリプト(JavaScript)に対応していないか無効になっています。詳しくはここからこのサイトのナビゲーションですここからこのページの本文です<全国高校ラグビー大会:目黒学院26-20長崎南山>◇2回戦◇30日◇花園 Bシードの目黒学院(東京第1)が、長崎南山に26-20で競り勝った。7月に元日本代表ヘッドコーチでイングランド代表のエディー・ジョーンズ監督(57)の指導を受け、声が小さく、控えめだったプロップ岩上龍(2年)が変身。1トライだけでなく、試合を通じて積極的なプレーで引っ張った。来年元日に3回戦8試合が行われる。 岩上はジョーンズ監督の教えを花園でも体現した。21-20の後半27分。敵陣ゴール前5メートルの左中間ラックからボールを持ち出し、勝利を決定づけるトライ。「空いていたスペースを狙った」と口元を緩ませた。 目黒学院はテレビ番組の企画で7月にジョーンズ監督の指導を受けた。当時控え選手だった岩上は、もともと内気で大きな声を出せずにいた。「もっと隣の選手と具体的なコミュニケーションを取りなさい」。そう声をかけられ目を覚ました。5日間の指導で、大きな声でパスを要求できるようになると、スムーズに連係できた。チーム2番目に重い108キロは存在感を増し、東京大会からは先発をつかんだ。この日のトライも「自分から自信を持っていけた」と胸を張った。 この試合で自分に課した目標は相手プロップに負けないこと。「自分がどうしたいのかが明確に示せるようになった」。寮での掃除や食器洗いの班が同じFB高橋主将が「岩上は前は指示待ち人間だったけれど、今は積極的にやりますと言うようになった」と言えば、試合前日に41歳になった竹内監督も「前よりも、何事にも頑張れる子になった」と「エディー塾」での変身ぶりに目を細めた。 15年W杯で南アフリカからの歴史的金星などで世界を驚かせた名将にもらった金言を胸に、元日には大阪桐蔭(大阪第1)と対戦する。【戸田月菜】SponsoredPR尚志・野矢、成長の先に競泳界のKID&ロス五輪金柔道講道館杯「密」避け千葉ポートアリーナで開催へ東海大・両角監督「非常に残念」出雲駅伝中止に沈痛八村ウィザーズのマスコット、千葉ジャンボくん下す張本智和と水谷隼がTリーグのオールスター戦に出場ここからこのサイトのトピックスナビゲーションですここからこのサイトのフッターナビゲーションです 今回のコーチは前回のラグビーW杯で日本を指揮し、強豪南アフリカを破る番狂わせを起こした立役者でもあるエディー・ジョーンズ。現イングランド代表HCであり、今年の年間最優秀コーチにも選ばれてた、まさに最強コーチです。エディーがこの番組のオファーを受けたのは、W杯での番狂わせが“奇跡ではないことを伝えるため”だったそうです。 そしてエディーが指導するのは東京・目黒学院ラグビー部。1959年創部で過去に… エディー・ジョーンズという名前を一気に広めた試合になったと思います。現在はイングランド代表のヘッドコーチとして活躍中です。 レッスンを受けたのは目黒学院高等学校のラグビー部。最初にこの高校の練習を見てエディーが言った言葉があります。 関連記事この記事をシェアする\ Follow me!!